イラクサの棘
第37章 オオカミ&オオカミ
作業に集中してる真っ最中だとしたら
俺だけこんな事してたらダメだよね。
でも後孔も、身体中、どこもかしこも
疼いて仕方ないんだ。
起き抜けに翔さんがたっぷり舐めて唾液で
優しくケアしてくれたのに
自分勝手に触ったりしたら
きっとバレちゃう。
今夜はゴム使ってもらうほうがいいかな?
時計の針は午後の3時を回ってる
翔さんの邪魔なんてできない
だけど、
生まれ始めたみだらな欲望も抑えきれない。
「どうしよう…翔っ…ぁん…翔…」
窮屈な下着は脱ぎ捨てて
シャツのボタンも外して
「はう…ん…ひっ…ぁん…翔…」
ゆっくり扱きあげなから
後孔にも指でそっと触れてみる
まるで発情期を迎えたかのような身体
もし、こんな格好見たら
笑ってくれる?ううん、呆れてしまう?
それとも喜んでくれて
この続きを翔さんの手でしてくれたりする?
ベッドの上でほぼ全裸になって
局部をこんなに勃起させて
疼いて仕方ない後孔までクチュクチュ
音がするほど掻き回して
自慰してるなんて…
「はや…来てよ…ぁう…バカ…翔さ…ん」
コンコンッ
コンコンッ
慌てて、頭から布団をかぶった。
「おーい、潤。スイーツが届いたぞ。
降りてこいよ。」
アフタヌーンティーを頼んでおいたって
言ってくれてたんだ。
そのまま立ち去ろうとする気配に
慌てて翔さんの名前を呼んだ。
「待って、翔さんっ
行かないで!!こっちに来てっ!」