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イラクサの棘

第38章 水平線の彼方

潤side



「潤、ほら見ろ、船が通るぞ。」

「やっ落ちる…ぁん…動いちゃやだっ」


翔さんに抱き抱えられて俺たちは一つに
繋がってる。
こんな不安定な格好なのに、翔さんの硬くて
太い分身が俺の奥深くで楔の役割をして
俺らふたりをしっかりと結びつけてる。



「知ってるか?双眼鏡って
けっこう遠くまでハッキリと見えるんだぜ。」

「しらなっやァァ…ぁあん…
揺さぶっちゃ…はぁん…ひぃんあぁっ」


パンパンッパンパンッ
ぐちゅぐちゅっ
ぐちゅぐちゅっ

軽快な肉のぶつかる音とおなじに刻まれる
一定の卑猥なリズム。


「あの沖に見える船の甲板から
もしかして、船員や乗客が双眼鏡で
俺らのセックスを覗き見してるかもしれないぜ。
大胆に立ったまんまエッチしてるとか
アナルセックスしてんじゃね?とか
アレは、たんまり中出しされてるなとか」


「うそっ!やだよっ
そんなの見える筈…ぁぁぁぁやあん」


「性能のいいヤツはすごいんだぜ。
高性能なのは倍率だってすげえし。
潤の真っ赤な乳首のおおきさも、
めちゃくちゃ感じてる
このエロい表情とかも丸見えだろうな。
あと、太腿からたらたらつたってる
精子もきっとぜんぶみられちゃってるな。」

「ホントに?やだっ下ろして…
翔さん…恥ずかしい…あん、やぁっ!」

「おっ、見られて興奮してるの?
潤のここすっげえ締め付けてきてるぞっ」


ねちっこくいじわるを
言ってくるから身体を捩って
抱えてもらった体位から下ろしてもらった。



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