イラクサの棘
第41章 再会
雅紀side
「…………っ!!」
一度に大勢のお客さんが来ちゃって
慌てて席に通したり、注文対応してたら
あの2人にまだお冷も、お手拭きも
出してなかった事を思い出して慌てて
準備して持っていくと
ここは、人目につきにくい個室席だけど
こんな光景初めてみちゃった。
他人のキスシーン
思わず立ちすくんじゃってぼうっとして
見てると、翔ちゃんが俺に気づいて
こっそりウィンクで合図してきたから
そっとその場を離れた。
それにしてもなんてお似合いな2人なんだろう。
うらやましいなぁ
あんな風に…堂々とキスできるなんて。
でも、もしも、智兄と潤ちゃんが
あんな風にキスしてるところを見たりしたら
きっと俺は…
ゴホっゴホゴホっ!
「すいませーん。注文お願いしまーす。」
他のテーブルに呼ばれて慌てて考えを逸らした。
ダメダメ!
余計な事は考えちゃだめっ。
仕事中なんだから、もっと忙しくしなきゃ
何組ものお客さんさんの
注文をこなして、キッチン内の
手伝いをしていた時
やっとあの2人から注文の声がした。
「…………っ!!」
一度に大勢のお客さんが来ちゃって
慌てて席に通したり、注文対応してたら
あの2人にまだお冷も、お手拭きも
出してなかった事を思い出して慌てて
準備して持っていくと
ここは、人目につきにくい個室席だけど
こんな光景初めてみちゃった。
他人のキスシーン
思わず立ちすくんじゃってぼうっとして
見てると、翔ちゃんが俺に気づいて
こっそりウィンクで合図してきたから
そっとその場を離れた。
それにしてもなんてお似合いな2人なんだろう。
うらやましいなぁ
あんな風に…堂々とキスできるなんて。
でも、もしも、智兄と潤ちゃんが
あんな風にキスしてるところを見たりしたら
きっと俺は…
ゴホっゴホゴホっ!
「すいませーん。注文お願いしまーす。」
他のテーブルに呼ばれて慌てて考えを逸らした。
ダメダメ!
余計な事は考えちゃだめっ。
仕事中なんだから、もっと忙しくしなきゃ
何組ものお客さんさんの
注文をこなして、キッチン内の
手伝いをしていた時
やっとあの2人から注文の声がした。