無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「やっぱなぁ、
明太子も捨てがたいんだよなぁ
けどさぁ、パスタもなぁ、うーん、うーん」

「クフフ、翔ちゃんまだ迷ってるんだ。
潤ちゃんは決まってるの？」

「あ、俺は、このピザをハーフサイズで。」

「かしこまりましたぁ。
これもね、おすすめなんだよ！
契約してる牧場の5種類のチーズでシンプルな
味に仕上げてるんだけど、
濃厚でクリーミーでとっても美味しいですよ。」

「はは、そうなんだ。
相葉くんの顔見てると美味しいってのが
しっかり伝わってくるよ。」

「潤っ、俺はやっぱりなぁ…」

「もう、翔さんまだ決めれないの？
だったら両方とも頼めばいいじゃん、」

「だってさぁ、おまえにすこし
腹出てきてんじゃねえのって言われたしさぁ。」

「クフフ、じゃあ翔ちゃんは
ランチタイムだけのオススメメニュー
欲張り盛り盛りプーレトにしたら？
パスタか、ドリア、オムライスの
どれか2つを選べるだよ？
それにエビフライでしょ、コロッケに
サラダにスープも付いてますよ？」

「やべ、それに決まりだな。」

「あのさ…相葉くん聞いてもいい？
コロッケってイモ？」

「ううん、うちのお店はね、
特製の手作りカニクリームコロッケなんだ」

「うそ！やったね。　
カニクリームコロッケ大好きっ！
俺、カニクリームコロッケに目がないんだ
ねえねえ翔さん、
俺カニクリームコロッケ食べたいな？」