無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「もちろん、潤が食べていいぜ。
そんなかわいい顔されると
今すぐでも潤のことが食べたくなるな。」

「もうバカっ翔さん！冗談ばっかり！」

「アハっ。お2人はとっても仲良しだね。
じゃあ、ご注文はそちらでよろしいでしょう？」

「あの、えっと」

「潤ちゃん、他になにか？」

「えっと、あのカニクリームコロッケの
ソースって何かかかってある？」

「ソース？
えっとね確かトマトソースだったかな？」

「やっぱそっかぁ…ちょっとだけ残念。」

「潤はなんのソースがいいんだ？」

「俺ね、サラサラのウスターソースを
かけて食べるのが大好きなんだ。」

「じゃあ、俺、こっそり
サラサラのソース持ってきてあげるから
それつかって食べてね。」

「え？ホントにいいの？」

「あの時晶を助けてもらった御礼です！」


もしかしてこれってウィンクしてる？？
片目を閉じようとしてるけど
なんか全体的に顔が引きつっちゃてるし。
相葉くんって優しくて愛嬌があって
笑顔もステキだし
翔さんとも、智ともタイプはぜんぜん違うけど
イケメンだし、きっとモテるだろうな。



「ありがとう。」

「ありがとな、相葉くん。
よかったな、潤。
けどおまえがそんなに
カニクリームコロッケ好きだとはな。」