ナカまで愛でてトロトロに溶かして
第8章 【栄光の座】
やっぱりこの名前を呼んでいたい。
背中に傷がついちゃうくらい抱き寄せてくっついてイキ乱れたい。
たくさん散りばめられた赤い印に絆されて意識を手放すの。
「悠………愛してる」って耳元で囁かれ眠りに落ちる日々を繰り返してる。
「じゃ、そこで一人でシてくれる?」
「え…?一人で……ハイ」
「演じなくて良い、いつも通りシてることシて」
向かい合ってソファーに座りながらタブレットに走り書きをする。
目の前では蓮くんがズボンからオチンチンを出して一人でシコる絵図。
恥ずかしそうにしながらも徐々に大胆になっていく様が描きたかった。
顔色一つ変えずにペンを走らせる私に物欲しそうな視線を向けてくる。
天を仰いで素早く扱いて肩を揺らし端なく私を呼ぶ。
「ハァハァ……アキ先生…っ」
「出して良いよ、早いね」
もう少し描いてたいんだけどな。
許してあげたのに扱く手を止めるの。
「先生は見てるだけですか?」
「そうよ、早く手を動かして」
「射精したら終わり…ですか?」
「期待してるの?それは蓮くん次第ね」
私がどんな自慰行為を描きたいか、ドンピシャだったら少しくらい相手してあげる。
でも物足りなかったら放置ね。
Tシャツを脱いでジーンズだけになった。
細マッチョな身体に余計なものはついてない。
背もたれにもたれかかり目を閉じたまま。
ゆっくり扱いて我慢汁を指に絡めてる。
チラチラと目線を戻し、しなやかな線が徐々にリアルな絵になっていく。
何を妄想してそんなビンビンに勃起しているのかしら。
蓮くんのオチンチンはよりリアルに描いてあげる。
パイパンだから描きやすい。
「ハァハァ……ハァハァ……うっ……は……悠さん…っ」
そっちの名前で呼ぶのね。
さっきからずっと私の身体ばかり見て扱いてる。
タンクトップにショートパンツだから露出度は高め。
わざと脚も組み換えようか。
「あ、その体勢変えないで、そのアングルで描いてるから」
「……近付きたい」
「ダメ、そこで扱いて出すのよ」
「うぅ………もっと近くで見てください」
「描いてるの、手だけ動かしなさい」