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第1章 0

布団の上に押し倒されて、首筋をちろりと舐められる。そのあと、舌がドンドン下に下がる。

乳房に吸い付いて、乳首を口に含む。期待して勃起してるそこに彼の舌が絡まる。

声を抑えようと、手を噛もうとすると彼に止められた。

「声、出して?」

我慢できない声は口から吐息と喘ぎ声として溢れてしまう。彼はそんな私を見て、クスリ、と微笑むと、舌で乳首を舐めながら、左手でクリに触れてきた。

まだ、蜜部には触れられてないのにじゅくじゅくと愛液が滴るのを感じる。

彼は愛液をすくい取り、また、クリに擦り付ける。私は腰を動かしながら背中を仰け反らしそうになる。

「こんなに濡れて、クリもまた硬くなってるね? ももちゃん、期待してたの?」

乳首から上にあがり、耳たぶを舌で擽りながら囁かれる。

私は素直に頷いてしまう。

「いい子だね、素直な子は好きだよ? ご褒美あげるね」

彼はそう囁くと、そのまま、下に潜る、

内腿に舌を這わせながら、膣口に浅く指を挿れた。中に入る感覚に身体を震わせるが、痛みは無かった。そのまま、浅い所で指をクニクニと動かしながら、クリを口に含まれる。

硬くなってるそこを唇で柔くゆるゆると扱かれる、それだけで、気持ちいいのに裏筋に舌をはわせられて。

「そ、それ、ダメになるぅ、すぐ、キちゃう、んんっ、ダメっ、あんっ!まって、まって」

待ってというのに、彼は咥えながら、ダメ、待たないってあっさり、言うと舌の動きを早くする。

ヨダレとは違う液体が彼の顔を濡らす。悲鳴に近い嬌声を飲み込むことができない。

気持ちよすぎる。こんなの知らない、

気づいたら、尿に近い何かが吹き出してきそうになるのを感じてしまう。

それが潮吹きなのを知らず、私は涙目で漏れちゃう!漏れちゃう!と叫んでたらしい。

絶頂感と共に噴き出した潮を彼は顔に浴びながら、怒ることもなくて……。

私は謝りたいのにぐったりとしてしまう。

「いっぱい、出たね?ももちゃん? 」

笑いかけながら、言う彼に私は顔を赤らめながらごめんなさい、と呟く。

布団も汚したし、彼の顔も汚してしまった。

悄気ている私をみて、彼は不思議そうな顔をしたあと頭を撫でてくれた。

「大丈夫だよ? 美味しかったよ? 」

味の感想を求めてる訳では無い、のだがそんな彼の呑気な言葉に私は思わず笑ってしまった。

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