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第1章 0

「顔、かけちゃって……」

ぽつり、そう呟くと彼はにこにこしながら言う。

「僕のもかけたからお相子だよね。」

ティッシュで顔を拭きながら彼が言うのを聞いて、私は恥ずかしさと嬉しさで抱きついてしまう。

「潮、噴いちゃうほど気持ちよかったんだよね? 僕も嬉しい、こんな感じてくれるの」

私は思わず、お漏らしじゃないんだと呟いてしまう。彼は、似てるけど違うものだよと笑ってくれた。

彼は近くにあった時計を見た。私もつられてみると、夜の九時を過ぎた頃。

「お腹……空いたね? 」

彼の言葉と同時に彼のお腹も同意するようにぐーっと鳴っている。

私も空腹を感じていたのでこくり、と頷く。

「嫌いな食べ物とかある? 」

のんびりとした口調で聞かれ首を横に振る。彼は少し思案したあと、

「食べに行こうか、外に」

と提案してきた。私はこくりと頷いた。

「あ。シャワー浴びるなら一緒に浴びようか? 」

そう言われ私は恥ずかしかったが頷く。

彼は立ち上がると私の手を引いて、お風呂場に連れていってくれた。

浴室に入り2人でシャワーを掛け合う。

「ももちゃん、身体洗ってあげるよ 」

ボディーソープを手につけて彼が言う。私は洗われたくて、彼の身体に抱きついた。彼の手が首から肩、背中に手を這わせ丹念に洗ってくれる。

そのまま、手を前に移動させ、乳房、乳首を捏ねながら洗うものだから、息が荒くなってしまう。

「んっ、んっ」

「洗ってるだけだよ?」

そう言われても気持ちよさは変わらない。喘ぎ声が出る私を彼はにこにこと笑いながら、そのまま指を下に移動させた。

陰唇を撫でるように洗い、クリにも緩く擦り付ける。腰が自然とカクカクと揺れながら彼にしがみついてしまう。

「んんっ、んっ、んん」

彼はクリを転がしながら私の身体を片手で支える。気持ちよさに我を忘れて、ヨダレを流しながら甘い声を止められない私。

「あっ。ん、んっ」

また。迫り来る波を抑えながら、私は彼の背中にしがみつくしかない。

「ごめんね?ももちゃんが可愛いから悪戯しちゃった」

絶頂の手前、彼がまた指を離してしまうからおもわず、上目遣いで彼を見てしまう。

「ぼんさん……」

切なげに名前を呼び、彼の足に蜜部を擦る、甘い快楽が欲しくて。

彼はそんな盛りの強い私をみて、どうしたの?と言うふうに笑いかけたを

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