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第2章 1

絶頂感が押し寄せて、快楽だけでどうにかなりそうで。

「イクの?ももちゃん?イク?♡」

ぎゅーと身体を押し潰されるように抱きしめられて、彼の汗の匂いが鼻腔をくすぐる。甘くて雄臭い汗の匂いに私は、頭がクラクラした。

「ぼんしゃん、んぉ♡♡イグッ♡♡んんんっ♡♡」

身体を震わせてそのまま、果ててしまう私。

絶頂感の余韻が震えをしずめさせてくれない。

「可愛い……」

甘い声でぼそりと呟かれる。彼は、私の唇にキスを落とすと、そのまま下に潜り込む。

潮と愛液とグチャグチャになっているそこに手を伸ばし、蜜部をクパァっと広げた。

淫核もまだ、震えていて、それでも、硬くなっている。

「まだ、ここ勃起してるね♡」

ペタリ、彼の指がそこに置かれて、思わず腰を浮かしてしまう。

ゆっくひとした指使いで撫で回される。

「ぼんしゃん、ダメ、まだ、まだ、待って♡♡」

そう言うのに彼の指は止まらなくて、速度は無いがじんわりとねっとりと触って来る。

焦らすような指使い。

イッたばかりで辛いはずなのに、気持ちよくて……。

淫核を触る指はそうだが、勃起しているそこを視姦されるように見つめられる。

速くないから、焦らされるような感覚で、 視線と指だけで、泣きそうになっていた。

「まだ、期待してるんだよね?」

彼が話す度に吐息がかかる。丁度、吐息が1番感じるところにかかり、思わず腰をくねらせる。

「期待……してる……かもですっ……」

2回目の絶頂を求めるように。

「知ってる♡ 収めたいよね?♡」

収まる気がしないそこ。でも、私は何度もうなずく。

彼の顔がゆっくりと蜜部に近づいて赤い舌を見せつけるようにだす。

とろり。さらに愛液が増えるのを感じた。

「舐めて♡♡」

舌に当たるように腰をつきだす。ねっとりとした柔らかい刺激が欲しくて、はしたないくらいに期待した蜜口からは、ボタボタと呆れるくらいに白濁した液体が滴り落ちた。

焦らすように淫核の前でゆらゆらと舌を動かす彼。

自分で湯気の出そうになるくらいのそこを広げて、ピンと勃起している淫核を晒け出す。

舌がゆっくりと近づいて、パクリと淫核を咥え混んだ。

言葉にならない声が喉を走りかける。

咥えられて唇でアムアムとされているだけなのにフェラさせてるみたいに頭を押さえつけて快楽を貪りたくなる

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