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第1章 0

指を舌で嬲りながら彼は私をじっと見据える。

果てたばかりの私の頬は紅潮していて、敏感になっているせいか指への愛撫だけでも蕩けそうになっていた。

「ももちゃん、可愛い……」

そう呟くと、口から指を引き抜いた。彼のヨダレでてらてらと光るそこは扇情的で。

果てたばかりのそこにまた。あてがいたくなる。

「凡さんっ……」

切なげにどうしても、求めてしまう。でも、彼は鈍感な振りをして首を傾げていた。

「どうしたの? ももちゃん? 」

膝に触りながらゆっくりと、撫で回す彼に私はその指で触れて欲しくなる。

指で触れられあとは?

彼の顔を見て、時折見える赤い舌、嬲られたい……。

「ももちゃん、また、したいの? 腰動いてる……」

やんわりと指摘されて、私は顔が紅くなるのを感じた。

彼は図星だったことに気づくと嬉しそうに笑う。

「いいよ、でも、今度はパンツ、脱いで、直接見せながら、オナニーして? 」

私は、恥ずかしさで気が狂いそうになりながら、それでも、操られたように下着に手をかけた。

見せつけるように下着を引き脱いで、愛液で濡れているそこに指を置く。

クリが固くなってるのを感じながら愛液をすくい取り塗りたくる。

「ももちゃんの、クリ、すごく勃起してるの見えるよ、エッチだね……?? 」

興奮したようにそう言われて余計に感じてしまう。クリを転がしながら腰をクネクネと動かして、甘い感覚がどんどん迫ってくる。

イキそうになる手前で彼に止められた。

「ストップ」

軽いアクメを覚えたけど、深イキには到底及ばず。彼はにこにこと笑いながら、私の下腹部を撫で回す。

「ももちゃん、気持ちよさそうで羨ましくなった……。僕の見て?」

彼のを見るとズボンが盛りあがっていて、勃起してるのが見える。

「僕も、するから、一緒にイこ?」

そんな甘い誘いに私は何度も首を縦に振る。彼はズボンと下着を脱ぐと我慢汁で光るそれを出した。

はぁはぁと声を出しながら彼は上下に扱く。甘い声を出しながら、私の名前を呟いている。

それを見ながら、私もまた、クリに手を伸ばした。彼のてらてらと光るペニスを見ながら触れたくて触れたくて。

でも、自分の快楽を優先させたくて固くなっているそこを人差し指で転がす。彼にされている妄想をしながら、すると快楽の波が大きくなってくる。


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