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オトリ捜査

第2章 決断、適性検査

緒形の不自然な態勢での行為を見ていた石崎は、気の毒になり、ストップウォッチを片手に緒形に近付き、小さな声で

「お手伝いしましょうか?」

と囁いた。緒形は、一瞬ビックリしたが、

「すまんな!」

と言った。

石崎は、また小さな声で、

「どういたしまして!榊原さんには、適性検査が終るまでは触るわけにはいきませんよ!」

というと、緒形は、

「分かっている!これは仕事だからな!そんなミスは侵さない!」

と言った。

石崎は、黒渕の眼鏡を取り、後で束ねていた長い髪をスッとほどいて、緒形の横に寄り添った。仕事モードからから一転、超プライベートモードに一瞬に切り替わった石崎は、彩に劣らず、むしろ色気は彩より上だと思うほどの美人であった。

「私で良ければお好きなようにどうぞ!」

と言って、左手に持っていたストップウォッチを床に置き、緒形の左側から右腕で緒形を抱き抱えながら左手で緒形のアレをしごいた。

緒形は、彩の姿を見ながら、左腕で石崎を抱え、手を回して石崎の左胸を揉んだ。緒形は、あまり石崎を意識していなかったので、揉んだ胸の大きさにも驚いた。ひとしきり胸を揉むと下半身に手を回して、折り膝の態勢でいる石崎のお尻へと手を滑らせた。張りのあるいいお尻だ!そのまま割れ目にそっと指を這わせる。石崎の緒形を抱く右腕にぎゅっと力がこもる瞬間がある。

石崎も彩と同様、声は出さない。「よく出来た女だ。今まで気が付かなかったのが不思議なくらいだ!」と緒形は、思った。

その頃彩は、もうほぼ頂点に達する勢いで最後の妄想に入っていた。

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