テキストサイズ

幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜

第5章 【Chapter5/蝕まれていくカラダ】






「紘子ぉ………神」と皆が抱きついてくるのを追っ払う。
「じゃ、私は洗濯物干すので」
そそくさと退散し、夜干しだけどせっせと干した。




戻ると炊飯器のお釜を持ってきて
「もうないの?」って泣くなバカ。
何か、高校の男子寮に来てるみたい。
「もう一度炊こうか?」と笑ったら泣き真似していたいっくんがギュッと抱き締めて来た。




「あっ!そうだ、いっくん!」と皆に聞かれては困るので洗面所に連れて行く。
うなじ見せて歯型キスマークの事を怒った。




「え?紘子が着けてって言ったんじゃん」




「えっ、嘘……」




呆れた顔されて逆に恥をかく始末。
全然言った記憶ないけどいっくんが嘘をついている様子もない。
でもヤバいよ、京ちゃんに見つかったら。
風邪が治るまではそういうの禁止だろうけど……それまでに消えるかどうかはわからない。
かなりくっきりついてるから。




「もっと…もっと…って言う紘子めちゃくちゃ可愛かったよ?」




「あぁ、何かごめん、どうかしてたみたい」




まさかの結末よ。
とりあえず印つけるのは禁止、とした。
リビングに戻ると
「何コソコソしてたの?皆の紘子なのに」ってカズくんが拗ねてる。
その辺はスルーしてもう一度ご飯をセットしてから京ちゃんの様子を見に行った。




スヤスヤ寝ていて熱は37度まで下がっていた。
起こさないようにこっそり部屋を出ると4人立っていてびっくりした。




「京太郎がダウンしてるから来てくれたの?」と遼ちゃんが口を開いた。




「そうだよ?皆も働いてるしお世話出来ないだろうなって思って……私が勝手に押し掛けただけ」




「キッチンに立ってる紘子可愛かった」




「居るって教えてくれたらすぐ帰ったのに」




「京太郎寝てたでしょ?ありがとう、来てくれて」




口々に話されて少し圧倒されてしまう。
皆、背が高いから見上げるばかりで返事にワンテンポ遅れるんだよね。




「あ、うん、大した事してないけどね」




「紘子も仕事終わりなのにわざわざこんな遠いところまで疲れたでしょ?しかもご飯まで」




「いやいや、ただのおにぎりだよ?気にしないで、炊けたやつ握ったら帰るね?京ちゃんも大丈夫そうだし」








ストーリーメニュー

TOPTOPへ