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艶的日本昔話

第2章 一寸法師

 一寸法師は剣と着物を打ち捨てて、裸身で姫のふくらはぎに飛びついた。

 姫の若々しい肌の弾力を楽しむように、一寸法師はふくらはぎから太ももへ飛び跳ねながら走った。

 眠りの中でも微妙なものを感じたのか、姫は「あ……」と一声洩らす。

 少し緩んだ帯の下を潜り抜け、胸元まで辿り着き、そのほど好い丸味の先端を両手で撫でた。

 姫はまた「あ……」と一声。

 そのとき姫はまた寝返りをうった。

 一寸法師は潰されまいと寝巻きの襟元にしがみついた。

 寝返りが収まると、姫は仰向けになっていた。

 両膝が立ち、左右に開いている。

 一寸法師は帯の下を潜り抜け、姫の両の脚の付け根へと急いだ。

 淡い茂みを両手でしっかと握り、己がからだをぶら下げて、姫の秘所にからだを幾度も幾度も擦り付ける。

 姫は「あ……」と一声洩らし、腰を軽くくねらせた。

 秘所の湿りが深くなってくる。

 一寸法師はさらに嵩まり、動きも速くなった。

 湿りがより深まって溢れ出し、悩ましい音を立てながら、一寸法師をねっとりと包み始めた。

 一寸法師はすでに我を忘れ、より一層の溢れ出しと悩ましい音とを求め、行為に没頭した。

 姫は「ああああああ……」と長い喘ぎ声を洩らし、両の太ももをぴたりと合わせ、激しく擦り合わせた。

 しばらくしてそれは止み、再び軽やかな寝息に戻った。


 一寸法師はどうしたか。


 姫の両の太ももに、ぴたりぐぐっと挟まれて、たっぷりと溢れ返った姫のお股で溺れ死に。




                      おしまい

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