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艶的日本昔話

第3章 節分の鬼

 鬼はとみの尻を顔に寄せると顎鬚をあてがい、力任せに擦り付けた。

「ひゃあ! うわぁ! ……あうあうあうあうあう!」

 とみは叫んだ。

「もういや! いやいや! やめてぇぇぇぇぇ!」

 鬼はとみのからだを反らし始めた。

 手首と足首が重なるまで反らせると、そこを左手で鷲掴んだ。

「ああっ! おうおうおうおうおうっ!」

 激痛に叫ぶとみの構う事なく、鬼は右手の人差し指を立て、尖った爪を襟元に当てる。

 爪をつつつと帯まで走らせた。

 爪で切り裂かれた着物と帯がだらりと左右に垂れ下がる。

 鬼はとみのからだを頭上高く持ち上げた。

「ううう……あうううう……」

 とみのからだが軋み、全身に脂汗が流れる。

 反り返らされ、あばら骨が浮いたからだと程好いふくらみの先の赤い蕾が曝されている。

 鬼は舌を伸ばし、蕾を転がす。

「ぎぃやぁぁぁぁぁ!」

 乱暴な舌使いがとみの顔を苦痛に歪ませた。

 頭を左右に激しく振り続ける。

 舌は腹を、あばら骨の上を這い回る。

 鬼は右手で自分の褌を外した。

 並の男の二の腕よりも太く長い鬼の一物が隆々と猛っている。

 鬼はとみのからだをそのまま下げ一物にとみの顔を寄せた。

「咥えろ」

 鬼が命じた。

 先端が口に触れた。

 とみは諦めたように口を開いた。

 途端に鬼は右手でとみの後ろ頭を押さえつけた。

 口が裂けそうになり、顎が外れそうになった。

 喉の奥まで一物を突っ込まれた。

 鬼はとみの髪を掴み、頭を上下させた。

「んむむむむむむ……」

 息ができなかった。

 意識が遠ざかり始めた。

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