
出会い系サイトのレイプマン
第1章 レイプマン登場
ガチャ、ガチャ、ガチヤ、ガチヤ、ダメだわ、鍵が掛かっている。田中理沙は、1階のログハウスの鍵が、開かないか確認をしたが、閉められていた。ログハウスは、無人で管理されていて、サバイバルゲームの会員の休憩室として使用されていた。入口ドアは鍵が掛けられているし、他に身を隠す場所は見当たらなかった。早いとこ、隠れないと、いつまでも、おんぶしていられない、田中理沙は、ログハウスの中に侵入するのは、諦めて、サバイバルゲームの森全体を見渡した。太めの杉の木ばかりね、サバイバルゲームの森は、登りの傾斜と下りの傾斜があって、杉の木は一定間隔で、植えられている、田中理沙は、下り傾斜の森の中を歩いて行く。背中には佐藤真理恵が、いたが、田中理佐は頭の中で、高速で計算処理をしていた。あっ!あれは、ベニヤ板!下り傾斜の先は、岩かげになっていて、ベニヤ板が掛けられていた。田中理沙は、何かピンときたようだ、少しこ走りになって、ベニヤ板の掛けられた岩場に、近寄って行く。
