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デーモンハント

第8章 シフォン

悪魔は更に、シフォンの中で指を動かしながら、胸の突起を舌で転がす。
波のように襲う快楽に、シフォンは艶かしく呼吸を乱した。

シフォンは何とか悪魔の手から逃れようと、悪魔の肩を両手で押し退けようとするが、非力なシフォンの力では、悪魔をどうする事もできない。
快楽で頭が真っ白になりそうになりながら、シフォンは必死に抵抗をしていた。

「抵抗するなんて、悪い子だね」

悪魔が呟き、シフォンの中から指を引き抜く。
トロリとした蜜で濡れた指をペロリと舐めて、悪魔は笑う。

その笑みに、シフォンの背筋がぞくりとした。

悪魔は乱暴にシフォンの下着を引きちぎる。
そして露になったシフォンの秘部に、欲望で反りたった自身を侵入させた。

「あぁっ!」

シフォンが声を上げ、体を仰け反らせる。
熱く固いものが入るその感覚が、どうしようも無いくらいに心地よく、汗が滲む。

「気持ちいいでしょ?ボクも気持ちいいよ」

悪魔は笑ってシフォンの事を抱きしめると、腰を動かし始める。
激しく、何度も突く。
身体が揺らされる度に、激しい快楽が襲い、シフォンは涙で目を濡らしながら熱い息を吐いた。

そして、絶頂を迎えたシフォンの身体が跳ね、ビクビクと痙攣する。

悪魔は自身を加え込んだまま絶頂を迎えたシフォンを見て、にやりと笑う。

「一人でイクなんて、ダメじゃないか、ボクもイカせてよ」

そう言うと、更に激しく腰を振る。
肌と肌がぶつかる音と、濡れた音が、静かな室内に響いた。

「ん……ボクもイけそう」

少し苦しげに悪魔は言うと、シフォンの最奥を突き上げ、中に欲望を吐き出す。
ビュクビュクと中に出されたシフォンは、熱いものに中を汚され、また絶頂を迎える。

「あ……あぅ」

言葉にならない声を漏らし、シフォンは意識を手放した。

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