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初体験直前よくある話

第3章 一緒に○○をやろうよ

オナニーを終えて私は、下足室へ。

「あれ?リコ、まだ学校にいたのか?」
シンジの声に、私は、思わず息をのんだ。
恐る恐るシンジの姿を、見た。
シンジの肩、シンジの胸、シンジの腰と、シンジの体操着姿をナメるように見た。
シンジがすっ裸で私のお乳お尻すっ裸に抱きついているシーンを思い浮かべ、私はカアーッと頭が熱くなった。

「リコ、今からヒマか?」
「う…、うん」
「僕の家で、一緒に宿題やらないか?大量に出てるだろ?」
シンジは学業成績が優秀で、私にとっては大助かりな申し出ではある。
ただ、その場所がシンジの家って…。
図書室は、午前中だけのオープン。
他にいい場所は、無い。
しかもシンジの家は、私の自宅から徒歩で5分くらいで、遅くなっても都合がよい。

いい条件の場所なんだけど。
《まさか、シンジ、襲ってこないよね?》
シンジのエロ話は、シンジの軽い口調でポンポンと話された。だからそれほど深刻な感じじゃなかった。
シンジが、リアルにどんなキャラの男子なのか、私は知らない。
今までシンジとまるで接点が無かったから、日常のシンジの様子を知らないんだ。
軽い口調でエロい話をするようなキャラの人なのか、どうか。

ロッカーに放り込んだままになっていた大冊子の宿題プリントを取り出し、私はシンジと共に歩き始めた。
途中のコンビニでサンドイッチを買い、頬張りながらシンジの自宅へ向かう。
《ああ…》
シンジの目が、チラチラと私の体操着の胸や短パンの腰つきを見ている。
私はどきどきして、頭がふらついた。

「だいじょうぶ?猛暑だからね」
とシンジが私の肩を支えてきて、シンジのカラダを身近に感じ、私は余計にカッカしてしまった。

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