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初体験直前よくある話

第3章 一緒に○○をやろうよ

シンジの自宅に通された。
家の人は、いない。母子家庭で、母親はその日から1カ月の予定で海外出張という。
2階のシンジの部屋の窓から、私の自宅が見えている。

スイッチが入れられたエアコンが効き始め、汗が引いた。
「お待たせ」
シンジが冷たいジュースを持ってきた。美味しい。
部屋は洋室だけど、シンジがちゃぶ台を持ってきた。床には厚手のじゅうたんが敷いてあるので、座り心地は良い。
ただ足が痛くて正座できないので、足を投げ出して座った。

私も、シンジも、体操着のままである。
ちゃぶ台の上に、宿題プリントを置いた。
私の右横、1メートル空けて、シンジが座った。

私は、プリントの1枚目を広げた。
その瞬間、だった。
「リコッ!!!」
シンジの声が鋭く響き、見ると、ちゃぶ台が押しのけられてシンジがすぐ前にいて、シンジの両手のひらが私の短パン腰を抱きつかんでいた。

「え?え?シンジ?なに?なに?」
私は、まだ自分が襲われていることが分からなくて、頭が混乱していた。
しかしシンジの両手指が私の半袖体操着のすそをつまみ、めくり上げおなかをあらわにされ、私は初めてシンジがエッチアタックをしてきたことを知った。

「シンジ~~~ッ?やめてええええ~~~~~ッ!!!」
私は、大きな声で拒絶を叫んだ。
「うん?リコ、何言ってるんだ?先ほどは僕のエロ話ですごい興奮していたくせに」
とシンジは体操着をさらにめくり上げ、私のブラジャーをあらわにしてきた。
今日着けているブラジャーは、ホックとワイヤーのない、ティーン用のスポーツブラ。
エロいブラジャーじゃないけど、やっぱり恥ずかしい。

「あんなエロい話をされたら、興奮するの当然じゃん…!私、性に興味しんしんな中学生なんだよ?」
「うん?ほんとに興奮したのは、話だけで、か?」
とシンジが、スポーツブラの左の膨らみを右手の指でムニュッとつまんできた。
「キャアアアア~~~ッ???トシオ、助けてええええ~~~~~ッ!」

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