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シャイニーストッキング

第9章 絡まるストッキング8        部長佐々木ゆかり

 77 黒歴史…(12)

「あぁ…姫ぇ…ゆかり姫ぇ…」

「うぅあぁ…れ、蓮…っくぅ…」

 大麻の酩酊により快感は倍増され、わたし達は瞬く間にエクスタシーに昇り詰めていく…

「うわぁ…ひ、姫ぇ…あぁぁぁ…」
 蓮のペニスがわたしの口の中で爆発し大量の精液を吐き出した。
 そしてアナルバイブもブルブルと激しく震えてくる。

「あぁぁぁ…れ、蓮…っくぅぅぅ…」
 そしてわたしも愛の蜜をおびただしく溢れさせながら、エクスタシーに震えていった…
 そして責めるというサディスティック的な快感も自覚してきていたのであった。

「あふぅぅ……」
 そしてわたしは大麻の酩酊により倍増されたエクスタシーという快感の海の中へと沈んでいく…

「あぁぁ………」



「……ぅ…ぁ…ぁぁ…」
 そしてその酩酊から目覚めた時、約二時間が過ぎていた。

 慣れとは恐ろしいモノで、初めてこの上物の大麻樹脂を使用した夜は約八時間程意識を失くす位の酩酊状態に陥ったのだが、回を重ねる毎に、大麻樹脂吸引をしてラリる毎に、この酩酊状態の酔いも徐々に短くなってきていたのだ…

 そしてそれは、今となって過去を邂逅し顧みると、これが常用による慣れ、つまり慣用という事であり、更に長い時間の酩酊効果が欲しくなってしまい、より強く、強い成分を、より刺激の強いモノをと、求めていき、常用性が進み、挙げ句、中毒状態になっていく…

 そして、わたしはたまたま、常用性、つまり中毒性が比較的弱いとされる大麻しか乱用しなかったから、こうした今、現在がある訳であり、それ以外の中毒性の強い、いわゆる『麻薬系』に手を出さなかったからよかった…
 と、本当に、本気で、つくづくそう考え、実感していたのである。

 そんな感じであの当時、初めは八時間、それが六時間、四時間、そして二時間と…
 酔いによる酩酊状態が徐々に短くなってきていた。
 そして当時はそれが段々と物足りなく感じてきていたのも事実ではあったのだ。

 それはある意味、危険な兆候ではあった…

 また、それに比例して、酩酊セックスの快楽、快感の度合いも低くなりつつあった…
 だがそんな中、蓮からのカミングアウトにより、その当時、一時期下がり始めてきていたセックスの昂ぶりが、再び、高まり、昂ぶる事となったのである。

 その蓮のカミングアウト…

 それは…



 

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