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シャイニーストッキング

第9章 絡まるストッキング8        部長佐々木ゆかり

 91 黒歴史…(26)

「ダメじゃなぁい…自分で弄るなんてしてぇ…」

 わたし自身もさっき浮かんだ想いを確かめたいのと、この自分で言った言葉の淫靡さにサディスティック的な疼きを感じ、そして昂ぶらせてしまう。

「はぁぁ…あの…いや…違うのぉ…」

「違わないでしょう…
 そんな淫らな圭子はお仕置きだわぁ…」

「え…お仕置き…」
 圭子はそう呟きながらも、マゾヒスティック的な期待感に目を輝かせてくる。

「うん…そんな悪さをしたぁ圭子にはぁ…お仕置きねぇ…」

 わたしはそう囁きながら、圭子の右足のストッキングをガーターベルトから外して脱がせ、そしてバンザイの体制に両手を上げさせ、その脱いだストッキングで手首を縛っていく。

「あ…ぁぁ…いやぁぁ…」

 その圭子の言葉は全然、いや、嫌、イヤではなく、マゾヒスティック的な昂ぶりの声音であった。

「お仕置きよぉ…あぁ…なんていやらしい姿なのぉ…
 圭子は本当にいやらしいわね…」
 わたし自身も自分の言葉に酔い、昂ぶらせていく。


 母親と同じ髪型のウィッグを付け…

 同じメイク、化粧をし…

 黒いブラジャーを身に付け…

 黒いパンティを履き…

 そして黒いガーターベルトに黒いストッキングを穿き…
 
 そしてその片足のストッキングで両手を上にして縛られている…

「本当にいやらしいわぁ…
 圭子はぁ…ホント変態ねぇ…」

 その言葉はほぼ本気であった…

 これからわたしがやろうとしている行為…
 それを考えると、本当に変態プレイといえるのである。

 そしてそれを圭子は間違いなく嬉々として、喜悦して受け入れるであろう…
 それはノーマルでは無く、アブノーマルなプレイといえるのだ。



「あぁぁ…そんなぁ…」
 そしてそんなわたしの言葉の一つ、一つがマゾヒスティックな嗜好に思考を覆われている圭子にとっては、言葉責めという愛撫に等しいのである。

 そしてズラしたパンティからは三山圭子の性器であるピンク色の綺麗なペニスが、先から透明な液を溢れさせながら、これから感じるであろう快感に期待するかの如くに、激しく、脈打ちながら震えていた…

「あぁ…や…ひ、姫ぇ…ゆかり姫ぇ…」

 圭子はその淫らで淫靡な姿で身を捩り、マゾヒスティック的な快感の期待にすっかり心を昂ぶらせ、淫らな目で喘ぐ… 




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