テキストサイズ

シャイニーストッキング

第9章 絡まるストッキング8        部長佐々木ゆかり

 95 黒歴史…(30)

「はぁ、はぁ、はぁ、ふ、ふぅぅぅ…」
 わたしは絶頂感の快感の余韻に浸りながら、荒げた息を整えていく。

「はぁ、はぁ、ふぅぅぅ…」
 圭子はまだシックスナインの態勢で上にまたがったまま、そんなわたしの様子を伺っていた。

「ふぅぅぅ…じゃあ気持ちよかったからさぁ…ご褒美あげるねぇ…」
 そう囁くわたしの目の前には、またがっている圭子のペニスがビクビクと震えていたのだ。
 そしてわたしはそのペニスの亀頭を左手人さし指の腹で撫で回し、右手にアナルバイブを掴み、ゆっくりと挿入れていく。

「はぁうぁぁ…んん…ひ、姫ぇ…」
 圭子はそう小さく叫びながら、ビクビクとペニスを、腰を震わせてきた。
 
 ペニスの亀頭はクリトリスの陰核に値し…

 アナルバイブの挿入は、女性の膣への挿入に値する…

 正にその通りに、圭子は激しく震え、喘ぎ、身悶えをしてきたのである。

 それはそうであろう…
 この愛撫は、わたしが一番感じる、そして一番大好きな愛され方なのだから。

「あぁん…んん…」

 ヌチャ、ニチャ、ニュチャ…

 わたしは既に、これまでの何度かの経験によりアナルバイブの責め方の、強弱のコツはつかんでいた。

 どこまで深く挿入れたらいいのか…

 どの位の強弱の加減が蓮にとって快感を生むのか…
 等、ある程度はわかっていたのである。

 そして態勢を変え、圭子を仰向けに寝かせ、両足を高く持ち上げてアナルバイブで弄りながら、ペニスを唇に含んであげた。

「はあうっんっ…んんん…」
 そんな快感の叫びを上げ、そして激しく震え、身悶えをしてくる。

「ふふ…圭子ぉ…気持ちいいのぉ…」

「はぁう…う…や…ん…は、はいぃ…」
 圭子は快感の苦悶の表情をしながら、そう返事をするのが精一杯の様であった。

「でもぉ…勝手にぃ…イッちゃぁダメだからねぇ…」
 わたしはペニスから唇を離し、今度は握り、そしてゆっくりと扱きながらそう囁く。

「はぁぁ…い…や…はぁぁ…んん…」
 
 その喘ぎは…
 快感への期待の昂ぶりの声音であった。

 わたしはまだまだ、ギリギリまでイカせない…





 

ストーリーメニュー

TOPTOPへ