
シャイニーストッキング
第9章 絡まるストッキング8 部長佐々木ゆかり
140 究極な理屈
究極な理屈をいうと…
わたしにとって、そんな事はどうでも良かったのである。
別に、わたしが杉山くんを口説いている訳では無いし…
前回、何もされなかった訳だし…
つまりは…
今夜は…
わたしが楽しければそれでいいのである…
愛しい男である大原浩一本部長に、今夜逢えない、抱かれない…
その寂しさが紛れれば、それで良いのである。
楽しいお酒であれば、それで良いのである。
そういう意味ではこの杉山くんは合格なのだ、いや、100点満点、ううん、200点満点の合格点なのだ。
その証拠にすっかりとわたしの心は盛り上がり、ハイテンションに高まっている…
そしてこの目の前にいる杉山くんが、可愛いくて堪らないのであった。
これは越前屋朋美に通ずる存在感といえ、また、仕事上でめた大切な部下であり、片腕的存在になりつつある…
そう感じていたのだ。
間もなく時刻は午後9時になる…
楽しい証拠といえる、あっという間の三時間である。
「ふうぅ、なんだか飲み過ぎちゃったかも…」
わたしはそんな事を考えながら、ふと、そう呟いてしまった。
「えっ…」
すると杉山くんがすかさずこのわたしの呟きに食い付いてきたのだ。
「ええー、もぉ、違うからねぇ…
この前みたいにはならないしぃ…
そんな深い意味も無いからねぇ…」
と、わたしは笑いながら言った。
飲み過ぎちゃって、この前みたいに酔い潰れてしまうかも…
そうしたならば、この話しの流れの…
『ヤる時はヤらないとね…』
思わず、まるで誘い水の言葉の様になってしまったのた。
「あ、いや、は、はい…」
だが…
どうやら一瞬でも杉山くんは期待してしまったようである、ちょっとだけ、ガッカリした様な感じであった。
うわぁ、可愛いいわぁ…
普段、大原本部長みたいな、女に関しては百戦錬磨の大人の魅力溢れる男を相手にしているせいなのか…
この杉山くんの、こんな反応が、ものすごく可愛いく感じてしまう。
そしてつい…
どうしても揶揄いたくなってしまうのである…
「今度、またぁ、酔い潰れる程飲むとしたらぁ…」
「は…」
杉山くんは一瞬にして目を輝かせてきた。
「うーん、そう、また杉山くんが大きな仕事を取ってきた時の祝杯の夜かなぁ…」
究極な理屈をいうと…
わたしにとって、そんな事はどうでも良かったのである。
別に、わたしが杉山くんを口説いている訳では無いし…
前回、何もされなかった訳だし…
つまりは…
今夜は…
わたしが楽しければそれでいいのである…
愛しい男である大原浩一本部長に、今夜逢えない、抱かれない…
その寂しさが紛れれば、それで良いのである。
楽しいお酒であれば、それで良いのである。
そういう意味ではこの杉山くんは合格なのだ、いや、100点満点、ううん、200点満点の合格点なのだ。
その証拠にすっかりとわたしの心は盛り上がり、ハイテンションに高まっている…
そしてこの目の前にいる杉山くんが、可愛いくて堪らないのであった。
これは越前屋朋美に通ずる存在感といえ、また、仕事上でめた大切な部下であり、片腕的存在になりつつある…
そう感じていたのだ。
間もなく時刻は午後9時になる…
楽しい証拠といえる、あっという間の三時間である。
「ふうぅ、なんだか飲み過ぎちゃったかも…」
わたしはそんな事を考えながら、ふと、そう呟いてしまった。
「えっ…」
すると杉山くんがすかさずこのわたしの呟きに食い付いてきたのだ。
「ええー、もぉ、違うからねぇ…
この前みたいにはならないしぃ…
そんな深い意味も無いからねぇ…」
と、わたしは笑いながら言った。
飲み過ぎちゃって、この前みたいに酔い潰れてしまうかも…
そうしたならば、この話しの流れの…
『ヤる時はヤらないとね…』
思わず、まるで誘い水の言葉の様になってしまったのた。
「あ、いや、は、はい…」
だが…
どうやら一瞬でも杉山くんは期待してしまったようである、ちょっとだけ、ガッカリした様な感じであった。
うわぁ、可愛いいわぁ…
普段、大原本部長みたいな、女に関しては百戦錬磨の大人の魅力溢れる男を相手にしているせいなのか…
この杉山くんの、こんな反応が、ものすごく可愛いく感じてしまう。
そしてつい…
どうしても揶揄いたくなってしまうのである…
「今度、またぁ、酔い潰れる程飲むとしたらぁ…」
「は…」
杉山くんは一瞬にして目を輝かせてきた。
「うーん、そう、また杉山くんが大きな仕事を取ってきた時の祝杯の夜かなぁ…」
