
シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング9 美冴とゆかり
242 『夢の国』に融ける(1)
「ねぇ、美冴さん、『夢の国』へ行きましょうよ」
ゆかりさんの目がキラキラ輝いていた…
「は、はい、ゆかりさんがそう言うなら行きます…
いえ、行きましょう…」
わたしの心も一気に『夢の国』への思いに昂ぶってきたのだ…
考えると、さっき五年以上と思ったのだが、五年以上どころでは無かった…
確か、結婚する前に当時の旅行会社の仲間と行ったのが最後だから、七、八年以上前だ…
急にワクワクしてきた。
「あっ、それじゃあ、あ、どうしましょう、何を着て行こうかしら」
わたしは急にワクワクし、ソワソワしてしまう…
「あ、でも、洋服が…」
そう、今日は着替えの洋服は持ってきてはいなかったのだ。
「そ、そう、ゆかりさん、近くにお店ありますか?」
わたしは問うた。
「え、あ、あるにはあるけど…
近くには商店街もあるし…」
「じ、しゃあ、そこに行きましょう」
今のこの服でも大丈夫だとは思うのだが…
なんとなく『夢の国』には合わない様な気がしていたのである。
「あっ、そうだ、ねぇ、美冴さん…」
するとゆかりさんはハッとした顔をした。
「え…」
「そうそう、洋服は『夢の国』で買いましょうよ…
でぇ、着替えてぇ…」
「えっ『夢の国』で?…」
「あ、はい、うん…
それでぇ、あの『ねずみキャラクター』の耳飾りを買ってぇ、付けちゃったりぃ…」
「え、あのカチューシャを…」
「はい、実は前から付けてみたかったの」
ゆかりさんは少し恥ずかしそうに言ってくる。
「あ……じ、実は、わたしも…」
そうなのだ…
実はわたしも内心、そんな願望があったのである。
「じゃ、じゃあ、それで決まりでっ」
と、いうことで…
急遽、わたし達は『夢の国』に行く事に決定した。
「あぁ、ヤバいわぁ…
なんかワクワクしてきたぁ…」
そうわたしが言うと…
「わたしも…
実は、お友達ができたら絶対一緒に行きたいなぁって、前から思っていてぇ…」
ゆかりさんは恥ずかしそうに呟く。
あ、かわいい…
そう、本当にかわいいのだ…
本当にゆかりさんは変わった…
すっかりカドが取れて…
丸く…
かわいくなった…
つい、一ヶ月前とは…
本当に、まるで別人になったみたい…
「ねぇ、美冴さん、『夢の国』へ行きましょうよ」
ゆかりさんの目がキラキラ輝いていた…
「は、はい、ゆかりさんがそう言うなら行きます…
いえ、行きましょう…」
わたしの心も一気に『夢の国』への思いに昂ぶってきたのだ…
考えると、さっき五年以上と思ったのだが、五年以上どころでは無かった…
確か、結婚する前に当時の旅行会社の仲間と行ったのが最後だから、七、八年以上前だ…
急にワクワクしてきた。
「あっ、それじゃあ、あ、どうしましょう、何を着て行こうかしら」
わたしは急にワクワクし、ソワソワしてしまう…
「あ、でも、洋服が…」
そう、今日は着替えの洋服は持ってきてはいなかったのだ。
「そ、そう、ゆかりさん、近くにお店ありますか?」
わたしは問うた。
「え、あ、あるにはあるけど…
近くには商店街もあるし…」
「じ、しゃあ、そこに行きましょう」
今のこの服でも大丈夫だとは思うのだが…
なんとなく『夢の国』には合わない様な気がしていたのである。
「あっ、そうだ、ねぇ、美冴さん…」
するとゆかりさんはハッとした顔をした。
「え…」
「そうそう、洋服は『夢の国』で買いましょうよ…
でぇ、着替えてぇ…」
「えっ『夢の国』で?…」
「あ、はい、うん…
それでぇ、あの『ねずみキャラクター』の耳飾りを買ってぇ、付けちゃったりぃ…」
「え、あのカチューシャを…」
「はい、実は前から付けてみたかったの」
ゆかりさんは少し恥ずかしそうに言ってくる。
「あ……じ、実は、わたしも…」
そうなのだ…
実はわたしも内心、そんな願望があったのである。
「じゃ、じゃあ、それで決まりでっ」
と、いうことで…
急遽、わたし達は『夢の国』に行く事に決定した。
「あぁ、ヤバいわぁ…
なんかワクワクしてきたぁ…」
そうわたしが言うと…
「わたしも…
実は、お友達ができたら絶対一緒に行きたいなぁって、前から思っていてぇ…」
ゆかりさんは恥ずかしそうに呟く。
あ、かわいい…
そう、本当にかわいいのだ…
本当にゆかりさんは変わった…
すっかりカドが取れて…
丸く…
かわいくなった…
つい、一ヶ月前とは…
本当に、まるで別人になったみたい…
