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シャイニーストッキング

第12章 もつれるストッキング1   松下律子

 74 律子の魅惑(2)

 うっ、わっ…

 また、その律子の淫靡な濡れた目が、堪まらなく私の心を震わせ、揺らがせてくる。

 なんて艶かやかな目だ…

 そして私は、そんな彼女の目に吸い寄せられ、いや、心までもが吸い寄せられてしまう。

 なんて艶気なんだ…

 そして一気に、オスの昂ぶりの衝動が、私の思考を支配してくる…

 舐めたい…

 ヤリたい…

 挿入れたい…

 グチャグチャに淫らしたい…と。

 私はそんな律子の目を見つめながら指先で、艶やかで魅惑的なストッキング脚の美しいカーブを描くふくらはぎ辺りに触れていく…

「あ、ふ、はぁぁん…」
 すると、私の指先の感触に、小さく喘ぎ、ストッキング脚を震わせてくる。

 また、その喘ぎ声の声音が、更に私の心を昂ぶらせてくるのだ…

 そして…
 その美しい脚線美のストッキング脚のふくらはぎに、身体を屈ませ、唇を寄せていく。

 もう、見ているだけではガマンできなくなっていた…

「あ、や、あぁ…」
 唇が触れた瞬間、律子はそう喘ぎを漏らす。

「はぁ、ふぅぅ」

 この独特で、ザラザラなストッキングのナイロン繊維の感触が…

 そして、微かに香ってくる律子のフレグランスの香りが…

 堪らなく私の心を、フェチ嗜好を、昂ぶらせてくる。

 ゆかりもそうなのだが、律子も昂ぶってくるとしっとりと脚が濡れてくるみたいに、このストッキングが肌と密着し、まるで第二の肌の様な一体感を感じさせてくるのだ…
 これがまた堪らない。
 
 そして舌先を伸ばし、ゆっくりと脚首に向かって舐めていく…

「あ、あん、や、ぁ、アナタぁ…」

 律子が私を『アナタ』と呼んできた…
 これはある意味、律子の心の昂ぶりを表す言葉でもあるのだ。

 そして私も…

 そんな律子に『アナタ』と呼ばれ…

 更に昂ぶりが増してくる…





 

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