シャイニーストッキング
第13章 もつれるストッキング2 佐々木ゆかり
127 ◯△生命保険株式会社本社へ
それが、そのプログラムと今回の
『新プロジェクト』の保険システムプログラムとが上手く融合出来そうだ…
と、この前、中島さんが云っていたのだが、それが本当に上手くいったみたいである。
「うん、とりあえずそっちに行くわ」
と、いう事となりわたしは…
「じゃあ、後は任せて大丈夫かしら?」
と、杉山、鈴木の両営業社員に言い…
「あ、はい、大丈夫っす」
「はい」
と返事を貰い『プロジェクト準備室』へと向かう。
うわぁ、もう出来たんだぁ…
もちろん完成ではないのであるが、今回の『新プロジェクト保険』に於ける一番重要なプログラムがもうこの時期に完成の目処が立ったという。
わたしはその事実に心を昂ぶらせてしまう…
そして準備室の部屋に入り、急ぎ、中島彩美さんと電話で会話をする。
「もしもし、お疲れ様、ううん、ご苦労さまね…
もうこんなに早く目処が立ったの?…
………うん…はい…うん、わかったわ、とりあえず見に行くわね」
と、とりあえず出来た雛形試作プログラムを見てチェックして欲しいという中島さんからの依頼で…
「あ、越前屋さん、うん、それに…
そう、美冴さん…
今から向こうに行くわよ、準備して」
そう二人に声を掛ける。
「え、わ、わたしもですか?」
「うん、美冴さんもよ…」
そう、元は美冴さんのプログラムがこの早い完成目処のきっかけでもあるのだから、ぜひとも彼女に直接チェックして欲しいのだ…
「じゃ、健太と伊藤さん後はよろしくね」
と、わたしは越前屋さん、美冴さんを連れて三人で『新プロジェクト準備室』つまりはこの本来の母体である
『◯△生命保険株式会社』の本社へとタクシーで向かう。
その行きのタクシーでは前の座席に越前屋さんを、後部座席にわたしと美冴さんの二人で座った…
「でもぉ、本当にぃ、この時期にプログラムの雛形が出来るなんてぇ、凄いですよねぇ」
と、越前屋さんがタクシーに乗るや否や、やや興奮気味に後ろ向きになって話してきた。
「うんそうよね、まさかねぇ、この時期に出来るなんてわたしも考えてもいなかったわぁ…」
それが、そのプログラムと今回の
『新プロジェクト』の保険システムプログラムとが上手く融合出来そうだ…
と、この前、中島さんが云っていたのだが、それが本当に上手くいったみたいである。
「うん、とりあえずそっちに行くわ」
と、いう事となりわたしは…
「じゃあ、後は任せて大丈夫かしら?」
と、杉山、鈴木の両営業社員に言い…
「あ、はい、大丈夫っす」
「はい」
と返事を貰い『プロジェクト準備室』へと向かう。
うわぁ、もう出来たんだぁ…
もちろん完成ではないのであるが、今回の『新プロジェクト保険』に於ける一番重要なプログラムがもうこの時期に完成の目処が立ったという。
わたしはその事実に心を昂ぶらせてしまう…
そして準備室の部屋に入り、急ぎ、中島彩美さんと電話で会話をする。
「もしもし、お疲れ様、ううん、ご苦労さまね…
もうこんなに早く目処が立ったの?…
………うん…はい…うん、わかったわ、とりあえず見に行くわね」
と、とりあえず出来た雛形試作プログラムを見てチェックして欲しいという中島さんからの依頼で…
「あ、越前屋さん、うん、それに…
そう、美冴さん…
今から向こうに行くわよ、準備して」
そう二人に声を掛ける。
「え、わ、わたしもですか?」
「うん、美冴さんもよ…」
そう、元は美冴さんのプログラムがこの早い完成目処のきっかけでもあるのだから、ぜひとも彼女に直接チェックして欲しいのだ…
「じゃ、健太と伊藤さん後はよろしくね」
と、わたしは越前屋さん、美冴さんを連れて三人で『新プロジェクト準備室』つまりはこの本来の母体である
『◯△生命保険株式会社』の本社へとタクシーで向かう。
その行きのタクシーでは前の座席に越前屋さんを、後部座席にわたしと美冴さんの二人で座った…
「でもぉ、本当にぃ、この時期にプログラムの雛形が出来るなんてぇ、凄いですよねぇ」
と、越前屋さんがタクシーに乗るや否や、やや興奮気味に後ろ向きになって話してきた。
「うんそうよね、まさかねぇ、この時期に出来るなんてわたしも考えてもいなかったわぁ…」