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シャイニーストッキング

第6章 絡まるストッキング5 和哉と健太

 122 心の叫び

「あ、いぁぁんん…」
 美冴さんは俺の乳首の唇の弄りと、ストッキングをまだ穿いたままでの愛でるかの様な股間回りの愛撫に喘ぎ、身悶えをしていた。
 そして俺はソファに寝かせて愛撫している美冴さんの左脚を持ち上げて、ソファの背もたれに膝を引っ掛けるカタチにして股間に乳首から離した顔を押し付ける。

「あんっ、イヤっ、ねっ…」
 まだシャワーを浴びておらず、尚且つ猛暑のせいで汗をかいてしまっていたから美冴さんは本気でイヤがった。

「ふうぅ、甘い…」
 だが、本当に甘い香りがするのだ。
 まるでいつものムスク系の甘いフレグランスの芳香が、既にカラダに染み込み、美冴さんの体臭と化しているかの様に感じてしまうのだ。

「ね、ねぇ、け、健太さん、ねぇ…」
 美冴さんは少し涙目みたくなりながら哀願してきた。

 あ、やばい、やり過ぎたかも…
 そんな美冴さんの哀願の涙目に俺はドキッとしてしまう。

「うん…
 シャワー浴びましょうか…
 ごめんなさい…」
 俺は素直に謝る、少し調子に乗り過きたかもしれない。

「ううん、いいの…
 本当に汗をたくさんかいたから…
 なんとなくイヤなの…」
 美冴さんはそんな優しい言葉を云ってくれる。

「ごめん…
 少し調子に乗り過ぎちゃいました…」
「ううん、あ、じゃ、一緒に…」
「ええっ、マジっすか」
 俺はそんな美冴さんの言葉を最後まで聞かずに返事をする。

「うん…マジっす…」
 なんとなく美冴さんは恥ずかしそうな顔でそう言った。

 ああ、美しい、かわいい、女神だぁ、やっぱり大好きだ、愛してる…
 俺は心の中でそう愛の賛辞を叫んだ。

 そして俺と美冴さんはゆっくりと上体を起こして、抱き合い、唇を交わしながら浴室へともつれるように入る。

「あ、健太さんまだ服着たまま…」
 そうであった、俺は興奮して美冴さんを攻めてしまっていたので、羽織っていたダンガリーシャツを脱いだだけであったのだ。

「ほら、万歳して」
 美冴さんはそう言いながらTシャツを脱がせてくれる。

「うふ、きつそうね…」
 そしてそう呟き、ジーンズの股間を見ながらボタンを外してくれたのだ。

 うわぁ、こんな事でもドキドキするんだ…
 と、そう感動してしまう。

「うん、よいしょ」

 俺はジーンズも脱がしてもらう…





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