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シャイニーストッキング

第6章 絡まるストッキング5 和哉と健太

 126 魅惑の艶気

「ま、まだっすっ、我慢っす」
 必死の哀願をする。

「そうっすか…」
 美冴さんはそう呟き、微笑みながら指を離してくれた。

「はぁぁぁ…」
 俺は、思わず安堵のため息を漏らす。

「出さなくてよかったの」
 そんな俺のため息を聞いて、美冴さんは誘惑の言葉を掛けてくる。

「あっ、いや、うん…」
 本当はこのままイキたい、射精したかったのであるが、だがこの時の俺は、なせまかまだ、愉しみを取っておきたかったのである。

「ふうん、そうなんだぁ…」
 美冴さんはそう呟きながら、カラダを洗い始めていく。

「ほら、健太さんも洗ってあげる」
 そう言って俺の背中を洗い始める。

「ああ、気持ちいい」
「そう、よかった…」
 大人になって初めて背中を他人に洗ってもらった気がする。

 ああ、こんなに気持ちがいいんだ…

「美冴さんも…」
 そう言って、今度は俺が美冴さんの背中を洗ってあげる。

「ああ気持ちいいわぁ、あん、変なとこは洗わないでよぉ」
 俺は背中を洗いながら、スッと時折、胸を悪戯していく。

「あっ…」
 すると、美冴さんが再び反撃してきたのだ。
 なんと俺のまだギンギンに勃っているチンポを、ギュッと握ってきた。

「そんな悪戯するとぉ、しちゃうわよぉ」
「あっ、スイマセン…
 もうしません…」
 とりあえず、このシャワールームでは分が、悪かったのだ。

「わかったならば、よろしい…」
 そう言って離してくれた。

「早く出ましょう、俺早くシタいっす」
 
 すると美冴さんはジッと俺を見つめ、やや、濡れたような潤んだ瞳で頷いたのだ。

 うわぁ、なんて艶気なんだぁ…
 そんな美冴さんの瞳にゾクゾクと、ドキドキとしてしまう。

 綺麗なお姉さん的であり…

 天使的な可愛いさもあり…

 そして女神的なこの艶気である…

 もう俺の心は、美冴さんのそんな魅力にすっかりと魅了され、翻弄されてもいたのである。

 美冴さんが、ここまでいい女だったなんて…

 俺の心はそんな美冴さんの魅惑の魅力に益々昂ぶっていき、魅了されていくのであった。

 ああ、早く抱きたい、貫きたい、愛したい…






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