
シャイニーストッキング
第8章 絡まるストッキング7 本部長大原浩一
12 ゆかりとの電話 ③
私はその面談の話しはゆかりに一任すると云って軽く流し…
今、昂ぶってきているゆかりへの想いへと話題を戻していく。
そして心の中でゆかり、律子、美冴という三人の女性の存在感が浮かんできていたのだ。
もちろん、序列的には絶対的にゆかりが1番なのではあるのだが…
どうも最近、松下律子…
銀座のクラブ『ヘーラー』のホステスである彼女の存在感が、私の心を刺激してきていたのである。
ついこの前の夜の横浜で紆余曲折な流れではあったのだが、突然、自分の心に沸き起こってきたオスの衝動に突かれるかの様に、そしてその昂ぶりを抑え切れずに抱いてしまったのだ。
だがそれは厳密にいうと、律子も突然に生理になってしまい、セックスというカラダの交わりは出来なかったのではあるのだが、口唇による愛撫によって一方的に攻められ絶頂を迎えてしまった…
という、ある意味彼女の強い愛情を感じでしまう結果となったのである、いや、今迄以上に彼女の愛情を感じたのである。
たがらあの夜以来、なんとなくゆかりに対する罪悪感が生まれてしまった事もあり、常に心の片隅に律子という存在感を感じているのだ…
『ホント、大変そうですね…
本当は今夜から逢いたかったけれども、内容が内容ですし、あまりにも本部長が大変そうなんで許してあげますね』
と、少し笑いながらそう言ってきた。
「ああ、ありがとう、済まないな」
『でも…
男の世界、いえ、サラリーマン世界は大変ですねぇ…』
と、やや、ため息混じりに言ってきたのだ。
「ああ、うむ…」
そんなゆかりの言葉に、出世は実績よりも処世術の方が大切なのだ…
と、よくよく実感してしまう。
『10日の夜には逢える、いや、逢って下さるのかしら…』
「ああ、もちろんさ、10日の夜には帰宅する筈だから、帰ったら飛んで行くよ…」
そう自分で言った言葉に内心驚いてしまう。
『飛んで…、嬉しいわ、是非とも飛んで来て下さいませ…』
「ああ、うん…飛んで行くさ…」
最近、確かにゆかりは変わったのだが、それに伴い、自分も変わってきているのかな?…
と、こうして話しながら思っていた。
以前より、ゆかりが愛おしく感じて堪らないのだ…
だが…
そう思いながらも違う想いも浮かんできていたのではある…
私はその面談の話しはゆかりに一任すると云って軽く流し…
今、昂ぶってきているゆかりへの想いへと話題を戻していく。
そして心の中でゆかり、律子、美冴という三人の女性の存在感が浮かんできていたのだ。
もちろん、序列的には絶対的にゆかりが1番なのではあるのだが…
どうも最近、松下律子…
銀座のクラブ『ヘーラー』のホステスである彼女の存在感が、私の心を刺激してきていたのである。
ついこの前の夜の横浜で紆余曲折な流れではあったのだが、突然、自分の心に沸き起こってきたオスの衝動に突かれるかの様に、そしてその昂ぶりを抑え切れずに抱いてしまったのだ。
だがそれは厳密にいうと、律子も突然に生理になってしまい、セックスというカラダの交わりは出来なかったのではあるのだが、口唇による愛撫によって一方的に攻められ絶頂を迎えてしまった…
という、ある意味彼女の強い愛情を感じでしまう結果となったのである、いや、今迄以上に彼女の愛情を感じたのである。
たがらあの夜以来、なんとなくゆかりに対する罪悪感が生まれてしまった事もあり、常に心の片隅に律子という存在感を感じているのだ…
『ホント、大変そうですね…
本当は今夜から逢いたかったけれども、内容が内容ですし、あまりにも本部長が大変そうなんで許してあげますね』
と、少し笑いながらそう言ってきた。
「ああ、ありがとう、済まないな」
『でも…
男の世界、いえ、サラリーマン世界は大変ですねぇ…』
と、やや、ため息混じりに言ってきたのだ。
「ああ、うむ…」
そんなゆかりの言葉に、出世は実績よりも処世術の方が大切なのだ…
と、よくよく実感してしまう。
『10日の夜には逢える、いや、逢って下さるのかしら…』
「ああ、もちろんさ、10日の夜には帰宅する筈だから、帰ったら飛んで行くよ…」
そう自分で言った言葉に内心驚いてしまう。
『飛んで…、嬉しいわ、是非とも飛んで来て下さいませ…』
「ああ、うん…飛んで行くさ…」
最近、確かにゆかりは変わったのだが、それに伴い、自分も変わってきているのかな?…
と、こうして話しながら思っていた。
以前より、ゆかりが愛おしく感じて堪らないのだ…
だが…
そう思いながらも違う想いも浮かんできていたのではある…
