テキストサイズ

シャイニーストッキング

第8章 絡まるストッキング7      本部長大原浩一

 124 初めての…①

 よしっ、たっぷりと感じさせてあげるんだ…

 まずは焦らずに、じっくりと、ゆっくりと動かしてそして緩やかに、優しくクリトリスを弄っていく…

 徐々にきよっぺは昂ぶり、絶頂感への前準備は整ってきていた。

 後は、私の彼女への愛情の深さと、テクニック次第なのである…


「ん…んん……ん」
 きよっぺの全身が少しずつ熱くなってきて、カラダ全体がジワリと湿ってきている感じがしてきていた。
 そして彼女の左手が、自分の股間から動いてきて私の腰に触れてくる。
 手の平が湿っていた。

 かなり感じている筈だ…

「あ…ふ…んん…ん…」
 必死に喘ぎを堪えている。

「き、きよっぺ、気持ちいいの?」
 私は耳元で囁く。

「ん…んん…」
 すると彼女は首を捻って私の顔に向け、快感に昂ぶった濡れた瞳で頷いてくる。

「いいんだよ、声を出しても…さ」
 私はそう続けて囁いた。
 そして右手を彼女の右脇の下側に動かし、右側から抱き締めるカタチを取り、右乳房を優しく揉んでいく。

「あ…んん…あぁ…」
 そんな私の言葉に気が緩んだかの様に、喘ぎ声が少し漏れてきた。

 私は彼女の左側の耳に唇を這わせ、右乳房を揉み、互いに横向きに後ろから抱き締めるカタチになりながら、横バックで挿入し、ゆっくりと怒張をピストンし、左手でクリトリスを弄っていく。

「あ、あぁ…ん…は、こ、こっ…」
 喘ぎ声が徐々に漏れ始めてきていた。

 ヌチャ、ニチャ、ニュチャ…

 怒張の出し入れの動きに合わせ、湿った音がリズミカルに鳴ってくる。
 そしてその淫靡な、淫らな、湿った音のリズムがゆっくりと速くなっていく。

 ニュチャ、ニチャ、ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ…

「あ…ん…あぁ…う、うぅん、あぁ…」

 私は、もっと怒張の出し入れを速く動かしたい衝動を必死に押さえていた。
 なぜならば、おそらく彼女はこうした挿入による、そして男の完全な導きによっての絶頂感を得た事がないと思われるから、そして、その未経験によりなかなか昂ぶってはいるのだが、絶頂感には結びつかない、いや、結びつけられないのだと思われるからである。

 普通ならば…

 この状態の昂ぶりならば…

 ある程度の経験がある女性ならば…

 とうに絶頂感を迎えている筈なのであるのだが…




ストーリーメニュー

TOPTOPへ