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シャイニーストッキング

第8章 絡まるストッキング7      本部長大原浩一

 192 明るいセックス

「ち、ちょっとストップ」
 私は二夜連チャンできよっぺを抱いていたのにもかかわらず、ズキズキと激しく快感が昂ぶってしまう位にノンのフェラテクは秀逸であった。

「え、あ、うん…」
 ノンはそう応えながら怒張から唇を離し、顔を上げた。
 するとその目はすっかりと欲情と、多分、責める快感に浸っている光を宿していたのである。

「もお、いいところだったのにぃ」
 そしてそうも呟いてきた。

「いや、ダメだよ、感じ過ぎちゃってさぁ…」
 そう言い訳気味に話す。

「そう、そうなのぉ、そんなに感じてくれたのぉ」
 するとノンはそんな明るく、嬉しそうな笑顔と声でそう言ってきた。

 とにかくノンとのセックスは、こんな感じで昔から明るかったのだ。
 どちらかといえばきよっぺとの関係は歳もお互いに中学生からの始まりでもあったせいもあるのだろうが、常に心の奥に背徳感と悪い事をこっそりしているという罪悪感を感じていたのだが、本当にこのノンとのセックスは明るく楽しかった、そして愉しかった思いしかないので
あった。

 だからこそあの当時の心が荒れ気味であった私が、余計にノンに夢中になっていたのかもしれない…
 私はあの当時は地元ではまあまあモテていた、そしてノンとは付き合っていたのであるが、こっそりとチャンスがあれば浮気をしていたのだが、あくまでも浮気止まりであったのだ。
 結局、なぜか、最後にはノンの元へと戻っていたのである。

 それは、このノンの明るさのせいだったのだ…
 と、今、初めてそう感じていた。

「今の彼はさぁ、いつもだいたい、一回はわたしのフェラで漏らしちゃうねよねぇ…」
 そう明るく言ってくるのだが、私はそのノンの言葉に『さもありなん…』と、思わず思ってしまう。

 このフェラテクだったら若くちゃ保たないだろうなぁ…
 それ位の快感といえる。

「でもねぇ、こうちゃんに昔教わった通りにしてるだけなんだよぉ」

 いや、違う、それ以上に進化をしている…

「そんな、いや、それ以上だよ」

「そうかなぁ、でも嬉しい」
 と、ノンはそう明るい笑顔でそう言って、再びしゃぶろうと顔を下ろしてきたのだが、私は慌てて逃げながら瞬時に態勢を入れ替えたのだ。

「あんっ」
 ノンは小さく喘ぐ。

「今度はこっちの番だよ」

 攻守交代である…





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