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ヌードモデルかんさつにっき

第7章 再開

はあー

責めが一段落して、二人のカラダが離れ、私は息を吐いた。

ひさびさに痛みを覚えた乳房と、ぐしょぐしょの膣がいまの私のすべて。

舐められただけでキワめたなんて、「敗北」以外のなにものでもない。

ヌードポーズを鑑賞させるだけのはずが、とんでもない展開になった。

(ま、少しは触られるとは思っていたけどね)

彼はシャワーを浴びにいったが、私はそのまま眠る気でいた。

ところが、真っ裸で戻ってきた彼が、私をシャワールームに連れ込んだ。

「必殺・お姫様だっこ」で私の抵抗力を殺(そ)いだのだ。
チートすぎる。

お湯をかけられながら、
圧迫の痕跡が残る乳房を露骨に確認されたし、
裸で抱きあうと私のお尻を叩くという変なクセがある彼は、遺憾なくその性癖を発揮したし。

そうして、ほとんどリフレッシュできなかったシャワーのあと、

お姫様だっこでベッドにリターン。

ちゃんとしたセックスにするから、という彼の言葉は信じられるのだろうか。


えっと。
なにこれ?

私の上半身はベッドに直角にうつ伏せに置かれて、
お尻から下はベッドの端にはみ出して、
膝は床についていた。

低いベッドだから、
最初は両脚は滑り台のような感じで斜めになっていたが、
彼が脚を開かせた。

目を覆うばかりの凌辱の構図。
挿入するためだけの形。

むしろ床に四つんばいのほうが、美しくラインを見せられることは間違いない。

こんな卑猥なお尻ポーズに美術的需要があるはずがない。

必死で耐えていると、
当然のように彼の手が私のお尻に触れてきた。

緊張が走ったとき、
「Gスポット」と彼が言った。

まさか、という思いがよぎる。

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