もう推しとは言えない *番外編更新中
第16章 クリスマス
「…澤畠先生は、何で東大じゃなかったんですか?受けるの。」
「いや…誰に何言われたのか知りませんけど、東大を目指せるレベルが私にはなかったですよ?
何で○○大を目指したか…って言われれば、それはまぁ…教わりたい教授がいた、ってそれだけの理由なんですけど。」
「へえ…でも、そういう噂、有名ですよ?結構。」
「…東大を目指せ、お前ならいける、と学校の先生に言われたことはありますけどね。まぁ…東大もすごい所ではありますけど、私のやりたいこととは違ってたので。
大学選びなんて、そんなもんですよ。偏差値で決めても仕方ありませんな。」
でも…今の人だったら多分、その学力があったら東大を目指すと思う…。
分からないけど。
「…まぁ、私の話なんて興味ありませんね。では、早速始めますぞ。」
「っ、はい。」
「推薦、か…良いですねぇ、私の時代にはなかったものですから、羨ましいです。
数学に関して口頭試問…証明…あぁ、こんなもの楽勝ですな。」
楽勝なのはあなただけです…。
そういえば去年、散々証明させられた記憶が。
ヤバい…もう忘れたんですか?ありえん、って言われる気しかしない…!