もう推しとは言えない *番外編更新中
第6章 助けて…
「あんっ…」
「バカっ、喘ぐな…」
そんな事言われても…声が勝手に漏れちゃうっ…。
必死に声を抑えていると、ようやく…ポチはピンク色の物体を取り出してくれた。
「…お前、随分感じてたんだな…びちょびちょだぞ。」
「っ…言わないで、嫌だったの…!私はっ…」
「…うん、悪ぃ。とりあえず、もう大丈夫そうか?」
もう履いていいぞ、とポチ。
スカートとパンツを履いて…ポチを見上げる。
「…ありがと、ポチ…」
「何かあったら連絡しろと言ったのは俺だ。…今みたいに助けを求めていいんだよ、お前は。」
「うん…。」
ほら、何だかんだ…ポチは優しい。
可愛いのも相まって…落ち着くし、癒し的存在。
だけど、今は…身体がものすごく熱くて。
自分でも、どうしたいのか分からない…早く、ご飯買わなきゃ、そう思うのに…。
「…どうした?」
「ぽ、ポチ…身体が、熱い…」
「…あぁ、まぁそうだな。」
「どうしたらいい…?ポチ、助けて…」
お前…と絶句したようにポチは私を困ったように見る。
あぁ、困らせてる…ごめんね…。
でも、熱く火照った身体は、よく分からないけど、確かに”何か”求めてる。