もう推しとは言えない *番外編更新中
第7章 溺れかけ
「ポチじゃねーつってんだろ…?」
「あっ…た、拓斗、さんっ…」
「…痛かったら言えよ。」
はぁ…とため息みたいなのが聞こえる。
そうだよね…ポチからしたら、好きでもなんでもない、ただの生徒を…わざわざイかせなきゃいけないんだもん。
それでも、ポチの触れ方は優しい。まるで、恋人にするかのような…。
その触れ方に、また身体が熱くなって…濡れていくのを感じる。
「あっ…拓斗、さぁんっ…」
「…エロすぎだろ、バカ。…真帆、」
「っ…」
初めて…下の名前で呼ばれた。
それが、どうしてかこんなにも嬉しい…。
ポチは…そっと、私にキスをする…。
「…ん、ぁ…」
(もう、イキたい…)
ポチの指は、私のナカを激しく掻き回していく…。
たまに抜き出しされて、ポチの綺麗な指が私の蜜で濡れているのが見えて、恥ずかしくなる。
しばらく指で弄られ続け…限界ギリギリまで高められた熱。
ポチは…指を抜いて、同じところへ顔を埋めて、それこそ犬みたいに私を上目遣いで見ながら舐めていった。
「あっ…き、もち…あぁっ…イッ…」
(い、イキそうっ…)
もう無理…!
「…イケよ。」