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老人ホーム

第6章 独り立ち

僕が、奥の居室で待つこと2、3分後本田が来た。

「職員誰もいなかったわよね?じゃー、確認しましょうか?」

と本田が言った。僕は、

「分かりやすいように、ズボン上げさせてもらっても良いですか?」

と聞いた。本田は、

「どうぞ!分かりやすい方が良いから!」

と言ったので、僕は、本田の、ズボンの腰の部分を前と後から持って、グイっと上げた。

「キャッ!」

と、本田の、小さな声がした。ズボンが、お尻に食い込んだ本田は、

「やだ、ちょっと上げすぎじゃない?食い込んでるわよ!」

と言って、自分でお尻の割れ目の食い込みを触って確認した。僕は、

「このくらいじゃないと、分かりにくいですから…。」

と言うと、本田は、

「そうね!仕事の一貫だものね!」

と言った。そして、

「じゃー、どこに塗ったか示してみて?」

と言うので、僕はしゃがんで本田の引き上げたズボンでパツンパツンになっている陰部の真ん中から少し左側を指で押した。

「この辺りです。こんなふうに塗りました。」

と、円を描くように指を回しながら、擦った。本田は、

「そうね!だいたい合ってる!」

と言った。僕は、円を描くように擦りながら、少しずつ描く円の範囲をを広げていった。そして陰部全体を3本の指を添えて擦った。本田は、

「ちょっと、仕事の範囲を越えてない?」

と言った。僕は、

「そうですか?仕事ではないかもしれませんが、必要なことだと思いませんか?」

と言った。本田は、「そ、そうかもしれないわね!」

と言って、それ以上何も言わず、されるがままに黙ってそのまま立っていた。



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