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老人ホーム

第8章 夜勤 前半

村山が去ったあと、カーテンの隙間から覗くと、田中は、さっきと同じ姿勢で動いておらず、山田さんがお尻から太ももから下腹部まで触りまくっていた。

田中は、山田さんに触られながらも、普通に、

「山田さん、こういうこと上手なんですよね!」

と言った。山田さんは、

「俺は慣れとるから!介護のエッチなビデオ見たことあるやろ?あれに出とったんや!」

と言うと、田中は、

「そんなの見たことないですよ〜!」

と言った。すると山田さんは、

「今度見たらどうや?俺出とるから!」

と言った。山田さんは、歩行は困難だが両手は自由に動かせる、軽度の認知症だ。しかし、こんな話をしているのは初めて聞いた。セクハラするとは聞いていたが…。

おそらく田中は、この話を夜勤の時はいつも聞いているんたと思う。だが、いつも初めて聞くような対応をしてるんだと僕は思った。田中の口振りは、初めて聞いたかのようであった。

山田さんが、

「ちょっと股を開いてくれんか?」

と言った。田中は、

「こうですか?」

とベッドに手を着いたまま脚を開くと!山田さんは、股の間に手を滑り込ませ、田中の陰部をジャージの上から擦り出した。

田中のお尻は、ピクっと動き、少し付き出したように見えた。

僕の方からは、田中のお尻と山田さんの手の動きがよく見える。

勃起した僕は、ジャージを半分下げると、田中のお尻と山田さんの手の動きを見ながら、自分の陰部を引っ張り出して、無意識に弄りだしていた。

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