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老人ホーム

第8章 夜勤 前半

僕から見て、田中の顔は見えない。田中は、ベッドに手をついて僕のいる窓側へお尻を向けている。山田さんは、僕から見ると真横を向いてポータブルトイレに座って、田中の陰部からお尻の割れ目をなぞるように手を動かしている。

田中は、薄い水色のジャージを穿いており、お尻を突きだす格好をしているため、パンツのラインもはっきり分かる。

男の僕には、何というタイプのパンツか分からないが、少し細くなっている、Tバックとフルバックの中間くらいのパンツのようだ。

山田さんは、ベッドに手を付きお尻を突き出し、股を開いた姿の田中の陰部からお尻をまんべんなく撫でながら、

「あんた良い女だな〜!」

と言った。山田さんは、暫く撫で回したあと、

「すまんが、胸を見せてくれんかね?」

と、言った。田中は、

「はい!良いですよ〜!」

と、言って、ポロシャツをめくると山田さんの方を向いた。薄い水色のブラが見えた。細目の体型にしては、胸が大きい。田中は、ポロシャツをめくった状態で、山田にできるだけ近い位置のベッドに座った。

「あ!これだとベッドが高すぎて届かないですね!」

と言うと、田中は立ち上がり、ベッドのリモコン操作をして、ベッドを下げた。ポータブルと同じ高さまで下げると、田中はもう一度ベッドの山田さんに近い位置に座り直し、ポロシャツをめくって見せた。

ちょうど僕から正面に田中が見える。

水色のブラに包まれた田中の胸は、大きい!その時、田中は顔を上げて正面を見た。

僕は、ドキっとして一瞬カーテンの隙間から顔を反らした。田中と目が合ったように感じたからだ。



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