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義娘のつぼみ〜背徳の誘い〜

第3章 親子の性教育

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 その後、夜も更けると、茉由は寝るために夫婦の寝室を後にした。

 続いて武司と理恵は、シャワーを浴びるため、連れ立ってバスルームへ向かった。

 二人を見届けると、茉由は自分の部屋に戻ってベッドに座る。明かりは最弱にしたので、室内は薄暗い。

 つい先ほど目の当たりにした、大人のセックスの印象が、茉由の脳裏にいつまでも巡っていた。

 茉由はおもむろに短パンを膝下まで下ろすと、指先でショーツの股間に触れる。

 ――クチュ

 音はしなかったが、そんな感触を股間に感じた。

 続けて彼女はショーツを脚の付け根の辺りまで下げる。股間に走る裂け目から、粘液が滲み出ていた。

(――やっぱり)

 少女のそこは、性的興奮ですっかり濡れていた。触れると少しネバつく感触は、先ほど初めて触れた男性の精液に近いと、彼女は思った。

 精子と違うのなら、これは何のためのものだろう? 茉由は疑問に思った。

 そういえば、セックスの最中、母親もそこから液体を溢れさせていた。

(そうか、女も気持ちいいと、ここからヌルヌルが出るんだ)

 茉由は両親のセックスを思い返す。武司はが母親の股間に口を付け、愛液を舐めていた。

(オシッコじゃないし、汚くないんだよね)

 ショーツの裏側、当て布部分のネバりに触れる。

(でもよかった。パンツ汚さなくて)

 こうなることを予想していた茉由は、あらかじめショーツの股間部分の内側に、生理用品を付けていた。それを剥がすと、ゴミ箱に放り入れた。

 茉由はそのままベッドに寝そべる。下半身は剥き出しのままだ。股間がヒンヤリとする。指先が、自然と股間の裂け目に触れる。

「ん、んあ……」

 未だ興奮が覚めず、そこはいつより敏感になっていた。彼女は指先をそのまま、まだ未成熟なクリトリスと、花びらのような小陰唇をなぞるように擦る。

(今、ママと武司さんはお風呂に入ってる。ドアも鍵を掛けたし、少しくらい、いいよね)

 茉由は、自分のまだ幼い性器への刺激を続けた。指先が徐々に濡れていくのが感じられた。

「あっ……あっ……あうっ」

 彼女は頭の中で、武司に抱かれて、彼から身体中を愛撫される自分を思い描いていた。

 裂け目が次第にピチャピチャと水音を奏で始める。茉由のまだ小さな女性器は、全体がヌルヌルの愛液に塗れていた。

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