狂愛の巣窟〜crossing of love〜
第8章 【戻れないのなら一緒に乗り越えてください…】
「綺麗なお尻だ……」とバックで鬼ピストンされてまた潮を吹いて悦ぶ身体。
アナルまで舐め回されて羞恥を与えられ鏡の前で淫らにイク姿を2人で見るの。
結合部も丸見えね。
オマンコ広げてクリトリスも鏡越しに見る。
「本当に綺麗だよ、見て?十和子のオマンコめちゃくちゃ綺麗だしまだ締め付けてくる」
「溺れてるの?」
「うん、出逢った時からずっと溺れてるよ」
ピストンしながらクリ攻めされてキスしながらイったら立つのもままならなくなった。
抱きかかえられベッドに戻る。
「俺の中でね、十和子は人生で出逢った中で一番綺麗な人、見た目も中身も」
「中身も?こんな事してるのに?」
「うん、俺と会ってる時は全力で愛してくれてるでしょ?今の気持ちに嘘はないはずだ、違う?」
「違わない………好き」
「こんな事にしたのは俺のせいだから」
「違う、私にも責任があるよ?」
「いつまでもこうして居られないのもわかってるのに……離れられないのは俺の方だから、ごめんね」
起き上がってしがみつく。
もう演技なのかどうかもわからなくなってくる。
自然と涙も出るようになった。
「泣かないで?俺と先輩の間で苦しいよね、今更こんな事言って手遅れなんだけど、俺は十和子が出逢ってきた中で一番最低な男なのかもな……」
え、どうしたの?感傷に浸る時間?
いつそんなスイッチ入った?
続き、シてくれないの?
まだ硬いままなのに。
勿体無い、と思ってしまう私こそ一番最低なんだろう。
「決断出来なかった私が一番悪い……」
「十和子は…っ」
もう萎えさせないで、と唇を塞ぐ。
跨ってキスを続けた。
オマンコに当たってる。
「どうしたら良い?別れるなんてイヤ……」
どの口が言うのかしら。
亨さんと別れる気も更々ないのに。
まだ繋ぎ止めておきたいという、我儘で支離滅裂な発言。
結局、自分が一番可愛い。
不倫の醍醐味を味わえなくなるのはこの世で一番辛い事なのかも知れません。
「別れないよ……十和子も別れないだろ?先輩と」