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小説以外のひとりごと

第44章 ゴールデンウィーク

(その4)

防寒対策のシートは普通のビニール袋をカットしてる

畑なら数メートルのビニールシートがあるけど、プランターならそこまで要らない


透明なビニール袋を用意する
(カサカサ音が鳴るポリエチレンはうるさいから却下、艶のある塩化ビニールを使う)

袋の口にハサミの先を入れて、つつー、と滑らせてカット

それを右側も左側もカットして、縦に広げる

細長いシートが出来あがり


プランターが大きければ2枚作る


支柱にテープ留め
シートと支柱をぴったり隙間なく張り合わせる

そこからは支柱の外側をくるり、と囲む

届かないくらい大きい鉢なら、2枚目をテープ留めしてさらに巻き付けていく


最後にシートの端をテープ留めして完成


横からの風を遮り、
光りは届く
天井は空いてるから蒸れない

一月二月なら不織布で天井を作ったりするけど、夏野菜の苗が出回るのは3月下旬からだから霜はおりないだろう


側面からの風を防ぐだけでじゅうぶんだ


これに苗に添え木をしてやれば、もう過保護栽培の完成


水やりも出来るし、
脇芽取りも出来る

活力スプレーを葉の裏に噴くのも出来る、
お酢や水飴成分の防虫予防スプレーも使える

もちろんトマトトーンも使える


トンネルにするほどじゃないし、
トンネルは管理しにくかったりする

トマト、ナス、きゅうり、スイカはこの程度でじゅうぶん


植え付け初期からグングン大きくさせることが出来る

高温野菜のゴーヤ、冬瓜などは4月でも不織布トンネル+側面ビニールシートをしているけどね


周りの人から「なんでそれだけ大きいの?」と聞かれるけど、

大きくするために防寒している、と言っても
あまりピンときていないんだろうな


きゅうりのほうも既に葉が10枚以上ついたから、そろそろ摘芯しようと思ってる


品種によって違うけど、きゅうり、スイカ、ゴーヤ、メロン、冬瓜、マクワウリなどは主軸を育てるよりも摘芯後の子づるのほうが着果しやすい



ナスのほうはビニールシートの下の方に最初の花が咲いていた
まだ小さいのでこの花は実にさせない
どうせ石ナスだ
たぶん2個目の花が咲いても取る

3個目の花が咲く頃なら、根もしっかり張れているだろうから、そこから収穫する

もちろんトマトトーンは3個目の花から

トマトは最初からトマトトーン!

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