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小説以外のひとりごと

第25章 「スキルが低い」

「スキルが低い」

いま書いてるお話しは

「月のウサギは青い星の瞳をしているのか
 〜キサンドリアの反乱」

企画時タイトルは
「キサンドリアの反乱」


企画時タイトルでは誰も読んでくれないだろうとわざわざ見栄えするタイトルをくっつけた


テキトーにイメージ単語を並べただけなので

〈月〉というキーワード以外は本編とはなんの関係も無かったりする(笑)


あと、別の場所でも書いたけど

まるっきり映画〈ブレードランナー〉の原作タイトルだ


ボクのこの二次創作小説だけでなく、この〈ブレードランナー〉の原作タイトルに影響されたタイトルを付ける人はたくさん居てる


影響といえば耳障りはいいけど

言い方を変えたら、その人はオリジナリティが足らないわけだ


それはもちろん自分自身に言ってる


SF小説の原作タイトルは本当に秀逸なものが多い


映画化によってひと言かふたことの単語に変えたりもするが、より短期間で集客を得ないと収益がとれない映画という媒体は

わかりにくいタイトルでは人を集められない

だからタイトルを変更するのだろうけど、原作小説のタイトルは本当に

〈よくそんなタイトル思い浮かぶなぁ!〉

と唸らされるものが多い


しょせん、ボクは文才も無いし、オリジナリティ能力も低いので

ありきたりの範疇でしか、書けない


だから、二次創作でじゅうぶんだし、タイトルもモノマネで構わないと思ってる


だってスキルが低いんだから


まぁ、二次創作の場合、オリジナルの対象が大好きだ、というのは当たり前だけどね


先週と今週に映画館で観た映画2本も

オリジナリティに乏しいものだった


「何かに影響されまくってる!」

のが、ありありと見て取れる



このあたりはプロデューサーと映画会社のパワーバランスなのだろうけど、

実際その低いスキルで落ち着いてしまうことが多い


例えば企画を3本持っていく

(1)オリジナル脚本
(2)オリジナル脚本その2
(3)過去の何か知られたものの焼き直し

この中で相手に採用されるのは結局(3)番に落ち着いてしまうからだ


誰も知らない内容で、無名な俳優より

原作付きで、適度に知られた俳優を使うほうが採算の計算ができるからだ

そうなってくると●●2とか●●3とか、●●リブート版とかを乱発していく

つづく

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