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君と優しさはずるい

第2章 日常


まだ4月で高校2年生になったばかりだった。星菜も真凰も頭が良く1番上のAクラスにいた

2人が一緒に教室へ入ると真凰の友達が一言言った

「おっ?今日も一緒に登校か〜?仲がいいなお前ら」

「陽向うるさい。それに颯真兄さんに送って貰ってるから必然的に一緒になるだけ」

真凰と星菜は自分の机に荷物を置いてそれぞれの友達の所へといった

「本当にいいよな〜お前ら兄妹は、颯真先生もだし双子もそうだけど頭良いし、スタイルいいし、美男美女で金持ちだし、運動も音楽もできて欠点がない!羨ましい〜」

「そうでも無いから。そろそろ先生来そうだし俺席に座る」

そして真凰は自分の席に座って勉強を始めた

陽向は欠点がないって言ってたけどそんなことない。特に星菜は学校では高嶺の花みたいだけど、家では朝みたいな感じだし

家族しか見られない星菜は俺だけの秘密にしておく

前回の1年最後のテストでは星菜に負けてドヤ顔をされたから今回こそは俺が勝ってドヤ顔する

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