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君と優しさはずるい

第13章 治療


泣きすぎて頭が痛い…。やっぱり咲月先生は怖い。普段怒らない人が怒ると怖いとか言うけど普段怒ってる人を本気で怒らせるのも充分怖い


少し疲れた…さっき起きたばっかだけど寝ようかな…

そして私は眠りについた











気持ち悪い…吐きそう…頭痛い

今何時だろ

私は吐き気と頭痛で目を覚ました

11時30分

結構寝たな

それより吐き気がすごい

私は慌ててガーグルベースを取って上に上がってきたものを出そうとした

「うッ…オエッ…ハァハァ…オエッ…ハァ…」

今朝食べたものはちゃんと消化されたのか何も出てこなかった

ただ嘔吐くだけで何も出てこない1番きつい状態になってしまった


15分ほど嘔吐きと戦った。少し治まってきた。

ナースコール押さないと…また怒られる…でも押したら何されるんだろう…とりあえず頭が痛いってことだけ伝えよ

そして私はナースコールを押した

〜〜♪

「どうされました?」

ナースコールごしに看護師さんの声が聞こえる。

「…副作用か分からないんですけど頭が痛くなってきました」

「わかりました〜、すぐそちらに向かいますね〜」

そして清水さんが来た

「せなちゃん?副作用出てきたかな〜?今どれくらい頭が痛いか説明できる〜?」

「少しだけです」

私はベットに横になって答えた

清水さんは少しリクライニングを上げてくれた

「他には何も出てない?少し顔色悪いから熱計ってみよっか」

「他には特に何も無いです」

そして清水さんは体温を測り、血圧を測った

「ん〜熱は無いみたいだけど少し血圧が低いね。今のところは大丈夫かな?これ以上きつくなったらまた呼んでね〜」

そう言って清水さんは部屋から出ていった

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