君と優しさはずるい
第3章 優兄の診察
「寒くない?」
真凰が私に心配そうに聞いてきた
「大丈夫…嫌だな」
真凰は私が何が嫌なのか言わなくてもわかっているみたいだった
「優兄が帰ってくるまで少し休みな」
そして真凰はリビングの灯りを少し落とした
そして星菜は眠りについた。真凰は星菜の隣で宿題をしていた
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ガチャッ
玄関を開ける音が聞こえた。すると真凰はすぐに玄関の方へと向かった
「ただいま〜」
「優兄おかえり。それより星菜熱がある」
「真凰久しぶり〜、母さんから聞いてるよ。今星菜どんな感じ?」
優真は少し焦った顔をしている真凰を落ち着かせるようにニコッと笑って真凰の頭をポンポンとして聞いた
「星菜今寝てる。でも帰ってきた時より呼吸が苦しそう」
「熱が上がったかな…真凰も熱出ないように気をつけるんだよ?ちょっと着替えてくるから星菜のこと見てて」
そして優真と真凰はリビングへ行った
リビングへ行くと母が優真におかえりと言った
優真は足早に2階へとと言って着替えて手洗いうがいをし、星菜のもとへと急いだ