君と優しさはずるい
第3章 優兄の診察
「和真、一旦星菜を仰向けにしてもらっても大丈夫?聴診と触診したいから」
「わかった」
そして和真は固定を離して、自分も起き上がって星菜を仰向けにした
「せな〜、まずもしもしするから深呼吸だよ〜」
俺は星菜の服を少しだけ浮かせて、その隙間から聴診器を入れて胸の音とお腹の動きをしっかりと聞いた
真凰が呼吸が苦しそうって言ってたから喘息疑ったけど音は問題ないかな…でも和真の言ってた通りお腹の動きが悪いな
「少しお腹触診するよ〜痛かったら教えてね」
ゆっくりとお腹全体を推していく。全体的に張ってるな…これは俺がいない間溜め込んでたな
そして俺は下腹部の一点を目掛けて少し強めに押した
「んッ痛い…グスッ…ヒクッ…」
「ここ痛いな…せな?いつからうんち出てない?怒らないから正直に言ってね」
星菜は少し間を置いた後に話し始めた
「3日ぐらい」
とても小さな声だった
3日か…浣腸は確定として、もし固まってたら浣腸しても意味が無いからな、先に触診してから決めるか
「少しお腹の中診せてな」
そして俺は星菜の下着とズボンを膝ぐらいまで下ろして和真に横になってもらってさっきと同じように固定してもらった