君と優しさはずるい
第2章 日常
「はぁ…本当に毎日毎日懲りないよな」
和真はため息混じりに呟いた
「和真も毎日星菜を診てくれてありがとね笑、星菜は診察されたあと悪かったら病院に連れて行かれることが怖いからね〜苦笑」
朝ごはんを準備し終えた母がそう言った
「今週の土曜日は玲の所に診察だったよな?」
「確かそうだったけど…何かあったのかしら?」
「少しお腹の動きが良くなかったから早めに病院行った方がいいかなって思っただけ。母さんも少し星菜のこと見張ってて」
「あらそうなの、わかったわ。和真良かったらみんなを呼んできて〜、朝ごはん準備終わったから」
「わかった」
そして和真は2階へと上がり、3人を呼んで1階へと降りてきた