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君と優しさはずるい

第10章 頑張る時間


「ヒクッ…ゲホッゴホッゴホッ…れいグスッ…く…んヒクッ」

せなちゃんは涙目で俺の方を見て名前を呼んだ

「玲のところがいい?」

優真がそう聞くとうんと頷いた

そして俺はせなちゃんを抱っこした。でも俺は筋肉があんまりないため優真みたいに立って抱っこできないからソファーに座ってせなちゃんを抱っこした

せなちゃんは俺にぎゅっと抱きついた

「せなチックン頑張った。ほめて」

小さな声でせなちゃんはボソッと言った

「せなちゃん頑張れて偉かったね」

俺はせなちゃんの頭を優しく撫でながら言った

そしてしばらくすると薬の影響かまたせなちゃんは眠り始めた。

俺はせなちゃんをソファーに寝かせた。俺もそろそろ帰らないとな

「僕もそろそろ帰らせてもらいます。ありがとうございました。」

俺は優真、お父さんとお母さんに挨拶をして帰った


俺も明日から入院するから準備してもう寝よ


母さんにも入院することを伝えて入院の準備をすると俺は眠った

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