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君と優しさはずるい

第11章 入院

次の日。俺は朝早くから家を出て入院した


本当は高校生だから小児科は卒業だったけど、まだ高校に入りたてというのもあるし、ずっとお世話になっている先生もいるしそっちの方が安心できるかなってことで今回の入院は小児科になった

まぁ今回はせなちゃんもいるし小児科の方が良かったからよかった

俺は看護師さんについて行って小児科病棟に入って部屋まで案内された

荷物を整理して部屋でゆっくりしていると担当の先生が入ってきた

「玲くん久しぶり〜、今体調が悪いとかあるかな?」

「お久しぶりです。今はなんともありません」

「いつも通り何かあったらナースコール押してね〜、先生午後は外来でいないから何かあれば午前中に話してね」

俺は会釈した。そして先生もすぐに部屋を出ていった


俺の担当の先生は中村先生という少し年配の先生だ。ここの病院の医院長先生で息子さんも小児科で先生をしているらしい。

俺の担当の中村先生は手術の腕がとても良いらしく引っ張りだこで忙しいとよく聞く

そして俺はしばらく勉強をしていた

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