君と優しさはずるい
第11章 入院
しばらく勉強をしていると女の子の泣き声が聞こえ始めた。とても聞き覚えがある泣き声だな…せなちゃん
俺は病室を出た。するとそこにはお母さんから離れたくないと泣いているせなちゃんがいた
「いやッびょーいんやだ!ヒクッうわぁぁぁんグスッ…ママの嘘つき!やだやだ!まま行かないで!ヒクッ…うわぁぁぁんグスッ…泣」
せなちゃんの担当医の先生がせなちゃんを抱っこしていた
そしてせなちゃんのお母さんは会釈をして帰って行った
「まま〜グスッうわぁぁぁんヒクッ…大泣」
「せなちゃ〜ん?泣かない泣かないよ〜!大丈夫だからね〜」
せなちゃんは泣き止むことなくずっと大泣きしていた。そして俺とせなちゃんはふと目が合った
「ヒクッ…れい…グスッく…ん」
「ん?れいくん?せなちゃんの知り合い?」
せなちゃんはうんと頷いた
「お兄ちゃんのしんゆー」
担当医の先生はせなちゃんを抱っこしたまま俺の方へと歩いてきた
「こんにちは、玲くんかな?せなちゃんも知ってる人と一緒にいた方が今は落ち着くと思うから少しの間一緒にいてもらっても大丈夫かな?」
俺は頷いて先生の後ろをついてせなちゃんの部屋に行った
俺は病室を出た。するとそこにはお母さんから離れたくないと泣いているせなちゃんがいた
「いやッびょーいんやだ!ヒクッうわぁぁぁんグスッ…ママの嘘つき!やだやだ!まま行かないで!ヒクッ…うわぁぁぁんグスッ…泣」
せなちゃんの担当医の先生がせなちゃんを抱っこしていた
そしてせなちゃんのお母さんは会釈をして帰って行った
「まま〜グスッうわぁぁぁんヒクッ…大泣」
「せなちゃ〜ん?泣かない泣かないよ〜!大丈夫だからね〜」
せなちゃんは泣き止むことなくずっと大泣きしていた。そして俺とせなちゃんはふと目が合った
「ヒクッ…れい…グスッく…ん」
「ん?れいくん?せなちゃんの知り合い?」
せなちゃんはうんと頷いた
「お兄ちゃんのしんゆー」
担当医の先生はせなちゃんを抱っこしたまま俺の方へと歩いてきた
「こんにちは、玲くんかな?せなちゃんも知ってる人と一緒にいた方が今は落ち着くと思うから少しの間一緒にいてもらっても大丈夫かな?」
俺は頷いて先生の後ろをついてせなちゃんの部屋に行った