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君と優しさはずるい

第12章 優しい先生


眠ったかな?

病院に泊まってもいいけど星菜の治療が始まったら家に帰れなさそうだから今日は家に帰るか

星菜も休める時に休んでって言ってたし言葉に甘えようかな

それから俺は帰る準備をして病院に1番近いマンションの家に帰った

家に帰ると星菜が小さい時に2人で撮った写真が置いてある。

俺はその写真を見て昔の星菜、そして今の星菜を思い浮かべて少し幸せにひたった

星菜は俺の事忘れちゃったみたいなんだよな…まぁ9年間星菜に会ってなかったし会話もしてなかった。


優真から聞いた話だけど俺が遠いアメリカに行ったって知って星菜はもう俺に会えないと思って大号泣してショックで全て忘れてしまったらしい

たぶん忘れるってことで自分を守ったんだろうな本能的に

実際星菜は壊れそうなぐらい泣いて大変だったらしいから




そして俺はすぐにお風呂に入ってベッドに入って眠った


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